出版社内容情報
ひとりではないからこそ深く、
豊かにひろがる読書の喜び。
三人の編者による読書会の様子も楽しめる
読んで語るアンソロジー
誰もが一度は人生のなかで、忘れられない作品と出会ったことがあるのではないでしょうか。アンソロジーには、誰かが長い時間をかけてあつめたそれらがひとところに収められた、宝箱を見せてもらう愉しみがあります。当代きっての読書家である三人がお互いの “とっておき” をひとつずつ見せあいながら、時間をかけて編まれた二冊のアンソロジー。きっとあなたにとっても大切なものとなる、宝石のごとき一編と出会えるはずです。本巻では、安部公房、岡本綺堂、泉鏡花らの9編を収録。(『ぼくたちが選んだ2(仮題)』より変更になりました。)
内容説明
本を読むとき、私たちはひとりきりです。けれども、本の向こうにはそれを書いた誰かがいて、同じその本を読んだ誰かもきっといます。一冊の本がひととひとを繋ぎ、さらに別の本にも繋がっていく面白さ。当代きっての読書家三人によって編まれたこのアンソロジーは、巻末に編者らによる読書会も収められています。ひとりではないからこそ豊かにひろがる読書の喜びを、あなたにも。
著者等紹介
有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959‐。大阪府生まれ。『月光ゲーム』『女王国の城』『江神二郎の洞察』『マレー鉄道の謎』『赤い月、廃駅の上に』『濱地健三郎の霊なる事件簿』『日本扇の謎』『有栖川有栖の密室大図鑑』など著作多数
北村薫[キタムラカオル]
1949‐。埼玉県生まれ。『空飛ぶ馬』『夜の蝉』『ニッポン硬貨の謎 エラリークイーン最後の事件』『鷺と雪』『いとま申して』『中野のお父さん』『水 本の小説』『詩歌の待ち伏せ』『ユーカリの木の蔭で』など著作多数
宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960‐。東京生まれ。『パーフェクト・ブルー』『心とろかすような マサの事件簿』『本所深川ふしぎ草紙』『龍は眠る』『火車』『蒲生邸事件』『模倣犯』『名もなき毒』『猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続』など著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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geshi
Tanaka9999
だるま
そうたそ
まさ☆( ^ω^ )♬
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- 和書
- 力をぬいて 角川文庫