創元推理文庫<br> 選んで、語って、読書会〈2〉

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創元推理文庫
選んで、語って、読書会〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488400651
  • NDC分類 908.3
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ひとりではないからこそ深く、
豊かにひろがる読書の喜び。
三人の編者による読書会の様子も楽しめる
読んで語るアンソロジー

誰もが一度は人生のなかで、忘れられない作品と出会ったことがあるのではないでしょうか。アンソロジーには、誰かが長い時間をかけてあつめたそれらがひとところに収められた、宝箱を見せてもらう愉しみがあります。当代きっての読書家である三人がお互いの “とっておき” をひとつずつ見せあいながら、時間をかけて編まれた二冊のアンソロジー。きっとあなたにとっても大切なものとなる、宝石のごとき一編と出会えるはずです。本巻では、安部公房、岡本綺堂、泉鏡花らの9編を収録。(『ぼくたちが選んだ2(仮題)』より変更になりました。)

内容説明

本を読むとき、私たちはひとりきりです。けれども、本の向こうにはそれを書いた誰かがいて、同じその本を読んだ誰かもきっといます。一冊の本がひととひとを繋ぎ、さらに別の本にも繋がっていく面白さ。当代きっての読書家三人によって編まれたこのアンソロジーは、巻末に編者らによる読書会も収められています。ひとりではないからこそ豊かにひろがる読書の喜びを、あなたにも。

著者等紹介

有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959‐。大阪府生まれ。『月光ゲーム』『女王国の城』『江神二郎の洞察』『マレー鉄道の謎』『赤い月、廃駅の上に』『濱地健三郎の霊なる事件簿』『日本扇の謎』『有栖川有栖の密室大図鑑』など著作多数

北村薫[キタムラカオル]
1949‐。埼玉県生まれ。『空飛ぶ馬』『夜の蝉』『ニッポン硬貨の謎 エラリークイーン最後の事件』『鷺と雪』『いとま申して』『中野のお父さん』『水 本の小説』『詩歌の待ち伏せ』『ユーカリの木の蔭で』など著作多数

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960‐。東京生まれ。『パーフェクト・ブルー』『心とろかすような マサの事件簿』『本所深川ふしぎ草紙』『龍は眠る』『火車』『蒲生邸事件』『模倣犯』『名もなき毒』『猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続』など著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

geshi

24
『二〇〇二年~』野球を知らない人の視点にすることでミステリに仕上がるのか。『パニック』ほんの小さなきっかけから殺人までいってしまう人生の陥穽が恐い。『檜山騒動』南部と津軽の対立そこまで詳しくやる?あまりに一本気すぎた男の悲劇。『低空飛行』一度時間を飛ばして謎を演出し時間を巻き戻して真相を明かす語り順の巧さが光る。『麻畑の一夜』ジャングルの湿度や闇の深さが伝わって来るホラー。『革鞄の怪』文章の読み下しが難しいが目に浮かぶ色彩は鮮やか。『塔』ファンタジーっぽさと合理性と変なバランスで色々解釈できそう。2025/04/26

Tanaka9999

19
2025年初版、東京創元社の創元推理文庫。9編。『ハードシェル』翻訳もの。刑事のハードボイルドものかと思えば、なんと敵は、、それでも知恵と勇気で倒すのかと思ったら主人公も実は、、どうやらそのような作品を多く残している作者らしく、それを知っていたら筋がわかるのかもしれないが、知らなければちょっと驚きである。『塔』どういう空想的な話なのだろう。もっとハッピーエンド的に終わるのかと思えば、そうではないし、もっとも、目的を達して終わるからいい話ではある。2025/05/21

だるま

16
有栖川有栖、北村薫、宮部みゆきの御三方に寄る「とっておき」作品を紹介したアンソロジーの第二弾。今回も全て私の知らない作品だった。ただ、本格ミステリが含まれていている分、前作よりも楽しめた。宮沢章夫、多島斗志之、泉鏡花が良かったが、今作の目玉は未発表の夕木春央さんの『塔』。デビュー前の作品で、有栖川さん主宰の創作塾に通っていた夕木さんが、書いて差し出した物との事。異色作で、二回読んだが良く分からない。それなのに面白い。深い。やはり後々の『方舟』や『十戒』を生み出す要素を、素人時代から持っていたって事かなあ。2025/05/05

そうたそ

9
★★★☆☆ 一巻よりは、どちらかというとミステリ色の強い作品が揃うラインナップ。読んだことのない作品、作家ばかりで、世の中には自分の知らない素晴らしい作品がまだまだこんなにもあるのか、とワクワクしてしまう。最も良かったのは、「低空飛行」。短編という長さでありながら、展開から終盤での印象深いシーン含めて長い映画を見た気分。これが単行本にならず埋もれたままなのが残念でたまらない傑作。「二〇〇二年十月十七日(木)」と「喋る男」は、どちらも短いながらキレが凄い。三巻、四巻、と続いていってほしいアンソロジーだった。2025/05/16

まさ☆( ^ω^ )♬

9
「選んで、語って、読書会」の第二弾。第二弾も面白い作品が目白押しでした。このアンソロジーでしか読めない作品もあるそうなので、これはかなりお得な一冊だと思います。宮沢章夫「二〇〇二年十月十七日(木)」、安部公房「パニック」、多島斗志之「低空飛行」(これ一番好き)、小泉吉宏「喋る男」、ディーン・R・クーンツ「ハードシェル」が特に面白かった。続編を期待。2025/04/29

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