創元推理文庫<br> 選んで、語って、読書会〈1〉

個数:

創元推理文庫
選んで、語って、読書会〈1〉

  • ウェブストアに202冊在庫がございます。(2025年06月05日 07時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488400644
  • NDC分類 908.3
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あなたにとっても忘れられない作品と出会う場所。
三人の読書家それぞれの“とっておき”から生まれた
豪華なアンソロジー

誰もが一度は人生のなかで、忘れられない作品と出会ったことがあるのではないでしょうか。アンソロジーには、誰かが長い時間をかけてあつめたそれらがひとところに収められた、宝箱を見せてもらう愉しみがあります。当代きっての読書家である三人がお互いの “とっておき” をひとつずつ見せあいながら、時間をかけて編まれた二冊のアンソロジー。きっとあなたにとっても大切なものとなる、宝石のごとき一編と出会えるはずです。本巻では、井上ひさし、谷崎潤一郎、永井路子らの9編を収録。(『ぼくたちが選んだ1(仮題)』より変更になりました。)

内容説明

誰もが一度は人生のなかで、忘れられない作品と出会ったことがあるのではないでしょうか。アンソロジーには、誰かが長い時間をかけてそれらをあつめた宝箱を見せてもらうような愉しみがあります。当代きっての読書家である作家三人が、お互いの“とっておき”をひとつずつ見せあいながら編まれた二冊のアンソロジー。きっとあなたにとっても宝石のごとき一編と出会えるはずです。

著者等紹介

有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959‐。大阪府生まれ。『月光ゲーム』『女王国の城』『江神二郎の洞察』『マレー鉄道の謎』『赤い月、廃駅の上に』『濱地健三郎の霊なる事件簿』『日本扇の謎』『有栖川有栖の密室大図鑑』など著作多数

北村薫[キタムラカオル]
1949‐。埼玉県生まれ。『空飛ぶ馬』『夜の蝉』『ニッポン硬貨の謎 エラリークイーン最後の事件』『鷺と雪』『いとま申して』『中野のお父さん』『水 本の小説』『詩歌の待ち伏せ』『ユーカリの木の蔭で』など著作多数

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960‐。東京生まれ。『パーフェクト・ブルー』『心とろかすような マサの事件簿』『本所深川ふしぎ草紙』『龍は眠る』『火車』『蒲生邸事件』『模倣犯』『名もなき毒』『猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続』など著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tosca

32
有栖川有栖、北村薫、宮部みゆきが選んだ9つの短編が収録されており、最後は3人の選んだ作品についての読書会になっている。各短編には、編者が分類マークを付けるお約束になっていて、創元推理文庫・創元SF文庫の作品ジャンルに使われていたマークが付いているのが楽しかった。有栖川さんの選んだ高村信太郎「秘嶺女人奇談」、1977年5月号の〈幻影城〉という雑誌に載った物だそうで、これは面白かった。北村さんの選んだ井上ひさし「括弧の恋」はSFマークが付いていて、これは分類も難しかっただろう。他の作品も全てクオリティ高し2025/05/24

geshi

22
ちょっと図りかねる作品もビッグネーム3人の鼎談があるとスッと入ってくる解説付きアンソロジーの強み。『括弧の恋』井上ひさしの遊び心満載でこんな題材も小説になるんだと感心する。『十二月の窓辺』新社会人の受ける理不尽なプレッシャーに二十余年前の自分を思い返し体温が低くなった。『青塚氏の話』あまりにねちっこく執拗な女性の肉体描写は官能を越えて恐さすら感じるわ。『閃くスパイク』野球界から追われロートルとなって嫌われても野球に賭ける思いが切実。それを受け継ぐ締めが良いなぁ。2025/04/24

Tanaka9999

16
2025年初版、東京創元社の創元推理文庫。9編。谷崎潤一郎の耽美はある意味徹底している。江戸川乱歩の耽美との比較が座談会では語られていて、ある意味面白い。それにしてもまさか翻訳小説まで出てくるとは思わず、この幅広さにはもう参るしかない。2025/05/19

だるま

15
有栖川有栖、北村薫、宮部みゆき、の御三方が、「とっておき」の作品を紹介するアンソロジー。読書家の三人なので、やはりセレクトも鋭いと言うか、私が全く知らない作品ばかりだった。全九編中、井上ひさし、柳家小三治、三崎亜記の三作品が特に気に入った。有栖川さんチョイスの谷崎潤一郎作品はかなりエロチックで、こういうのを選ぶとは意外。それと、巻末の御三方の解説兼対談がとても面白く、有栖川さんの『日本扇の謎』を北村さんが分析しているのが(このアンソロジーとは無関係なのに)楽しかった。ただ、本格ミステリが無かったのは残念。2025/05/05

アヴォカド

15
読み巧者のお三方の読書会形式アンソロジー。面白くないはずがない。どれもそれぞれよかったし並び順もいい効果を出している。野球が好きでなくよくわからないので最初「閃くスパイク」を飛ばして読んだのだけれど、いや待てなんか気になる、と戻って読んだら、これが素晴らしかった。北村氏がご友人に「人の世に住む者、こころある者なら読め」とまで言って薦めるだけのことはある。もう一度言うが、素晴らしかった。2025/04/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22495177
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品