出版社内容情報
早朝、実直なパン屋の主人が撃たれて殺された。現場に急行したロヤコーノ警部たちだが、検察庁マフィア対策班の横槍がはいる。被害者は対マフィア一家裁判の重要証人だったため、口封じされたと確信しているのだ。だが、現場の状況からロヤコーノはマフィアの犯行ではないと推理する。捜査方針で真っ向から対立したP分署の刑事たちは、署の存続を賭けて事件に挑むことに――〈21世紀の87分署〉イタリアの警察小説シリーズ最新刊!
【目次】
内容説明
昔ながらの製法にこだわるパン屋の店主が撃たれて死んだ。ロヤコーノ警部たちが捜査を始めようとすると、検察庁マフィア対策班が強引に介入してくる。過去の因縁からの口封じを確信する彼らと、現場の状況からマフィアの犯行ではないと推理するロヤコーノ。P分署とマフィア対策班、真っ向から対立する捜査の行方は―ドラマ版も話題の警察小説、21世紀の〈87分署〉シリーズ!
著者等紹介
直良和美[ナオラカズミ]
東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家
デ・ジョバンニ,マウリツィオ[デジョバンニ,マウリツィオ] [de Giovanni,Maurizio]
1958年ナポリ生まれ。銀行に勤めるかたわら応募した文学コンテストで高く評価され、2006年に長編Le lacrime del pagliaccioで本格的に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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