内容説明
ミステリ作家の伝記専門ライターにしてヴィンテージファッション・マニアのシシーは、現在、少女探偵ナンシー・ドルーの作者、キャロリン・キーン(=ストラテマイヤー工房)伝を執筆中だ。そんな彼女にナンシー・ドルーの初版本コレクションとともに、表紙画モデルの秘密めいた肖像画を見せてくれた美術品蒐集家が死体となって発見された!謎の肖像画に秘められた物語とは。
著者等紹介
青木純子[アオキジュンコ]
1954年生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sena
5
ナンシー・ドルーシリーズは未読なので、読んでみよう2012/12/02
rokoroko
3
ナンシードルーって昔中一時代とかに挟まれていた薄い付録に有ったような気がする。それとも小説ジュニアという雑誌だったかしら蔦谷喜一風の絵柄の女の子(ベレー帽に太い足)がイメージ。多分昭和40年代の想いでがごたまぜになって、その頃読んだ本が少女探偵なんでしょうね。改めてナンシードルー読んでみたいな。2013/04/24
wang
3
探偵小説っぽい行動が始まるまで200ページもかかる。推理や捜査はせずに思いつきと行き当たりばったりとで事件を解決。あいつが怪しいから犯人だって、それもうシリアスドラマじゃありません。元ネタの少女探偵好きか本などのコレクションに興味がある人以外が面白いと思えるかどうかは疑問。2012/04/06
ikyo_01
2
読んでいる間ず〜っとシシーが早口でしゃべり続けているような、文章がパワフルに頭の中でなっている感じで読んだ。 たまにそれが疲れて休憩しながら読みました。 元気だなぁホント。 シリーズ2作目だとは知らなかった。2009/09/24
ERI君
1
読みやすい、おばさん、いや、お姉さん三人組探偵物。でも、薀蓄で、何回も読み直さないといけないのが大変。2009/09/20