内容説明
警部補に昇進したデッカーだったが、忙しさは相変わらずで、リナや子供たちともすれ違いの日が続いていた。そんなとき、高名な心臓の専門医が惨殺される事件が発生。厳格なキリスト教根本主義者で、家族にとっては良き夫、偉大な父、仲間の医師たちにとっては確かな腕をもつ絶対的な存在。さらには彼が新薬の開発に関わっていたことも判明する。リナ&デッカー・シリーズ第九弾。
著者等紹介
高橋恭美子[タカハシクミコ]
関西外国語大学外国学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
18
おぉ♪今作は、面白いです。マージさんがいるからか?被害者の家族は、色々ありますね、お金があるのも大変。下巻に進みます。2024/07/13
ほちょこ
12
デッカーが警部補に昇格して自分のチームができて、初めてここシリーズが警察モノらしくなった(笑)一癖ある刑事たちの活躍が楽しみな下巻へ!2016/04/18
Koning
9
なんだかんだで警部補になって現場に出ないはずなのに、重大事件で現場に引っ張り出されるワーカホリックなピーター。マージの新しい相棒のエロ親父とのやり取りも面白いのだった。で本題は心臓移植の天才外科医。しかも根本主義(ファンダメンタリストですな。バイブルバプテストとかあの系統。根本主義と訳したのは正解)。息子はカトリックの司祭。免疫抑制剤の新薬開発の問題も絡みさぁどうなる?という上巻。息子との距離感の微妙さがまたなんともいえません(w2012/11/27
じょじょ
4
リナってこんなだった?と思いながら読んだ。難しい薬の話はサラッと流しながら 入りくんだ人間関係にうんざりしながら下巻へ。2024/03/08
さぼてん
2
バイト先のおかみさんに勧められて読み始めました。案外おもしろい!ホームドラマっぽいかんじでした。2012/04/11