内容説明
隠れユダヤ教徒の美しい娘レベッカとの出逢いはシェイクスピアの運命をさらに変えた。彼女は、異端審問の手から同胞を救うべく祖国ポルトガルと英国とを密航ルートで結ぶ一族の女だった。立ちはだかる障壁をまえに、ふたりの愛は成就するのか？雪深い北の土地に、暗雲漂う宮廷に、勇気と機略、権謀術数と自由への希求が交錯する。絢爛たる時代絵巻は、ここに大団円を迎える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄鍋
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まさか、はげ頭のシェイクスピアが女にもてながら波乱万丈の大活劇に登場する小説とは思いもよらなかった。タイトルをみてもっと高尚な人の生き方とはみたいなことを教えてもらえるのかと思っていた。しかし、キリスト教の奥深さは、無神論者の私にとって大変勉強になりました。ところどころだらけた部分はあったけど読み応えのある本でした。2016/01/21
のんき
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このラスト大好きです。
motopurin
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圧倒的なストーリーに引き込まれた。現在に生まれてよかった。2008/07/13
