出版社内容情報
《「マヤの一生」を愛する一読者からのコメント》
私は椋鳩十の「マヤの一生」が大好きです。
学生の頃、学校の課題図書で読んで、内容はすっかり忘れていましたが、
もう一度読みたいと思いインターネットで検索し、(中略)入手して読みました。
こんなに悲しく、心を揺さぶられる物語に初めて?出会いました。
多くの人が感動すると思います。
作品は、戦時中の鹿児島を舞台に、当時の情景を豊かに、
戦争の悲惨さを現代に強烈によみがえらせます。
敗戦色濃厚になり、犬を殺すよう国から命じられ、
屠殺場で丸太で殴られた瀕死の甲斐犬「マヤ」が
屠殺場から自分の家まで必死にたどり着き、
一番かわいがってくれた次男のゲタを枕に死んでいた
ところなど、涙なしでは読めません。
現在は空前のペットブームですが、簡単に飼われ、簡単に捨てる
飼い主も増えています。
夏休みには終戦の日もあります。
「マヤの一生」を読んで、戦争について、動物の命について、
子供も大人も今一度考えて欲しいと思います。
有名な作品ですが、だいぶ前の作品なので忘れさられて
しまっているのでしょうか?
こんな名作を埋もれさせるのは、もったいないと思います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
刹那
9
マヤの一生を次男5年生の読者感想文の宿題にしたくて借りてきました。今日の午前中に感想文終わってやれやれ(笑)この本は、椋鳩十さんの全集15なので、マヤの一生の他にハブと戦う島が収録されていました。2017/07/30
ミジェル
3
熊野犬のマヤ、にわとりのピピ、黒猫のペル。 この動物たちと、椋一家の日常が、巧みな情景描写で心に染み込んでくる。自分が二十年近く可愛がった犬も、マヤと同じように、悲しくなるほど健気でいとおしい存在だった。 それを所々で思いだしたことと、ラストの光景が涙を流させた。最後の力を振り絞り、次男さんに寄り添おうと命をかけたマヤの生涯に、拍手したい。一生懸命生きたマヤはこうして多くの人の心で生き続けるはず。2012/10/20
ゆにす
2
「愛する二男の匂いのする下駄のところに頭をもたげて死んでいた」という最後がとても悲しかったです。2010/06/09




