内容説明
幼い娘をを失って以来、酒に依存する敏腕刑事カイル・ソマーズは、西海岸を震撼させる幼児連続殺人犯“クレイドルラバー”の特捜査班長に任命される。キャリア復活を賭けて捜査にあたるカイルは、子どもに関連する事件を調べるうちに、土壇場で被害者を救いだしていた“青い肌の男”の存在を知る。事件を予知したかのように現場に現われる謎の男と殺人犯、双方を追う捜査の行方は。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みも
48
自らの運転ミスで幼い愛娘を死なせて以来、アルコール依存症に陥っていたポートランド市警殺人課刑事が、アメリカ西海岸を震撼させる幼児専門の連続殺人犯・クレイドルラバー事件を捜査する過程で、事件を予知している様に見える謎の男の存在がちらつき出す。この謎の男の正体が最も興味をそそる。心情・情景描写が非常に丁寧で、刑事やその周辺の人々、更に殺人犯の内面にまで筆が及ぶ。特筆すべきは翻訳の実直さ。翻訳書にありがちな不自然な形容や文脈の混乱も見られず、極めてスムーズで衒いのないオーソドックスな文体が読み易く理解を助ける。2018/08/20
けいちゃっぷ
3
どんなヘンテコな内容なのかと期待したが、真っ当なSF+ミステリに落ち着きそうだな。288ページ2010/05/19
poppen
1
懐しのディーン・クーンツ節2009/08/18
すけきよ
1
下巻でまとめて。香ばしくなって参りました!2009/08/11
にゃー
0
上巻は典型的だが面白い。下巻でつまらなくなるのか…。ってかバイト先に本を忘れてしまった失態。2009/11/11
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- 和書
- 役者人生、泣き笑い