創元推理文庫<br> 古時計の秘密

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創元推理文庫
古時計の秘密

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488250034
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ナンシー・ドルー18歳。金持ちの老人の遺産を、強欲な親戚一家がむりやり独り占めし、これまで老人から援助の手を差し伸べてもらっていた人々が困っているらしい。みんなに遺産がいきわたるようにすべく、ナンシーは遺言書捜しに奔走する。正義感が強く好奇心旺盛なナンシーが、大人顔負けの活躍で事件を解決する。長年にわたり人々に愛されてきたシリーズの、記念すべき第一作。

著者等紹介

渡辺庸子[ワタナベヨウコ]
法政大学(通信課程)日本文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirune

48
かの有名な少女探偵ナンシー・ドルーのシリーズの第一作。古き良き時代のミステリーという感じで、ハラハラドキドキの活劇も危機一髪もあるけど、どこか長閑で大らかな雰囲気です。児童書なので、謎も簡単ですしね。しかし18歳の少女がこんな危ない真似してるんだから、パパにはちょっと危機感を持って欲しいなぁ😅せめてボディガードのBFとかがいたら良いのに、と思いながら読みました☆2019/12/03

たち

40
子供向けではありますが、十分楽しめる探偵小説でした。それに、トプハム家以外のジョサイア老人の親戚縁者が、揃いも揃って好い人だらけっていうのも何だかホッとする。「ああ、朝が待ち切れない。早く夜が明けないかしら!」ナンシーの台詞でとても元気になりました。2022/11/05

kagetrasama-aoi(葵・橘)

40
「ナンシー・ドルー・ミステリ」シリーズ第一作目。小学生の頃、学校の図書室にあって夢中で読んだナンシー・ドルー・シリーズ。懐かしくて購入して押入に保存していたもの。金髪碧眼の18歳の美少女、ナンシー。父親は地域で著名な弁護士です。ダークブルーのコンバーチブルを父親に買って貰い乗り回してます。今から50年前に読んだ時には描き出されているアメリカ社会に仰天しました。世界的に少女向けの小説として認知されているナンシー・ドルーの記念すべき一作目。金持ちの老人の遺言書を探すお話。勧善懲悪で安心して読めました。2022/10/18

ソルト

18
初読みの作家さん。あとがきを読んで海外の国民的児童探偵小説と知りました。弁護士の父の手伝いをしていた18歳の利発な少女ナンシー・ドルー。ひょんなことからある故人の遺言書探しをすることに。前向きで親切な少女探偵のナンシーに夢中で読んでしまいました。結構前のお話だと知りましたが全然そんなことを感じず面白かったです。2021/01/21

rokoroko

12
このシリーズ初めて読んだのは多分中1時代とかの雑誌に着いていた付録だった。(小説ジュニア)だったかも。本屋だったので返品の時そんな小雑誌を抜いて読んでた事思い出した。懐かしい。あの頃少し大人になりかけた子どもの読み物あんまり出版されてなかったような。でも今考えて見ればやっと贅沢が許される時代になった昭和40年代に18のナンシーが車を買ってもらえるなんて羨ましかったかも2017/11/17

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