出版社内容情報
【アメリカ探偵作家クラブ賞YA部門受賞作】
わたしの命の恩人。
殺人者とされた師を救いたい。
悪意と陰謀うずまく宮廷で
王族の女性を診察する医女が、
謎解きに挑む清新なミステリ!
1758年、朝鮮王朝期。18歳のヒョンは、王族の診察を担当する医女(イニョ)になった。ある夜、ヒョンが医術を学んだ恵民署(ヘミンソ)で、4人の女性が殺害される。事件を捜査する捕盗庁(ポドチョン)の役人は、怪しい供述をしたヒョンの師匠を容疑者と断定した。彼女が犯人だと信じられないヒョンは独自に事件を調べはじめ、捕盗庁の青年オジンの協力を得る。師の処刑を防ぐため、真犯人を見つけなければ――。同い年の聡明な男女が謎解きに挑む、アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作!
【目次】
内容説明
1758年、朝鮮王朝期。18歳のベクヒョンは、王族の診察を担当する医女になった。ある夜、彼女が医術を学んだ恵民署で4人の女性が殺害される。事件を捜査する捕盗庁の役人は、怪しい供述をしたベクヒョンの師を犯人と断定した。ベクヒョンは捕盗庁で働く青年オジンの協力を得て、師のために独自に事件を調べはじめる。聡明な医女が謎解きに挑むアメリカ探偵作家クラブ賞受賞作。
著者等紹介
安達眞弓[アダチマユミ]
英米文学翻訳者
ハー,ジューン[ハー,ジューン] [Her,June]
大韓民国の仁川広域市生まれ。研究者である父親が博士号取得のため留学するのに伴い、3歳でカナダ・トロント市に移住する。トロント大学で文学と歴史を学び、トロント公共図書館に就職。働きながら執筆したヤングアダルト(YA)ミステリThe Silence of Bonesで2020年に作家デビュー。2023年に『宮廷医女の推理譚』でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞のYAミステリ部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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