感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NICK6
6
残虐な破壊工作が進行、阻止しようとする国家上層部の果敢で孤独な闘い、って感じで進むのだ。外部=本当の敵、との闘いは一進一退の頭脳戦で面白いが、内部=金満政治家、金権閣僚や、癒着したマスコミとの対立もまた面白い。彼らは狡猾巧妙に真剣に邪魔するから、本筋以外のライン上でも、嫌味なサスペンスにどっぷり浸れる。さて終幕の闘い!…読んでる最中は、確かに、ある種の善意(政治家責務と国民に対する誠実)を、ずっと感じていたのだが...。こっ、この結末はコケコッコー。絶対に××!(冷戦下の激怒必須サスペンス小説。) 2023/04/15
c2c
1
「アメリカvsソ連」の構図を描く作品は数多くあれど・・・ これはとても読みやすかった。 何より空中での描写が多いので、自分もボーイングで空中を飛んでいるかのような。 一種の戦争だけど(笑 英国航空になりすました方のドS指揮官パブロフ(女性)、なりすまされたほうの乗客、かなり慎重でハト派の米国大統領、そして最後までパブロフをやっつける情熱を持つ米国空軍将軍ブランドン・・・それぞれの心情が事細かく描かれて、なかなか骨のある小説でした。 2011/01/28
射手座の天使あきちゃん
1
英国航空機になりすましたソ連軍機が密かにアメリカへ 随分昔の本でした、まあ面白かったかな?
ギャラクシーアイ
0
手に汗握る展開です。2011/04/07
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- 和書
- ねこでんしゃ