出版社内容情報
【第2回翻訳ミステリー大賞受賞作】
数世紀を遡る謎解きの鍵は
ページに挟まった蝶の羽。
焚書と戦火の時代、伝説の古書は
誰に読まれ、守られてきたのか?
伝説の古書『サラエボ・ハガダー』が発見された──その電話が、数世紀を遡る謎解きの始まりだった。この本は焚書(ふんしょ)や戦火の時代を経ながら、誰に読まれ、守られ、現代まで生き延びてきたのか? 古書鑑定家のハンナは、ページに挟まった蝶の羽からその旅路をひも解いてゆく。──科学調査に基づく謎解きの妙と、哀惜に満ちた人間ドラマが絡み合う、第2回翻訳ミステリー大賞受賞作! 訳者あとがき=森嶋マリ/解説=千街晶之
内容説明
伝説の古書『サラエボ・ハガダー』が発見された―その電話が、数世紀を遡る謎解きの始まりだった。この本は焚書や戦火の時代を経ながら、誰に読まれ、守られ、現代まで生き延びてきたのか?古書鑑定家のハンナは、ページに挟まった蝶の羽からその旅路をひも解いてゆく。―科学調査に基づく謎解きの妙と、哀惜に満ちた人間ドラマが絡み合う、第2回翻訳ミステリー大賞受賞作!
著者等紹介
ブルックス,ジェラルディン[ブルックス,ジェラルディン] [Brooks,Geraldine]
1955年、オーストラリアに生まれる。シドニー大学卒業後、シドニー・モーニング・ヘラルド紙にて3年間記者として活動したのち、奨学金を得てコロンビア大学に留学。以降、ウォールストリート・ジャーナル紙でボスニア、ソマリア、中東地域の特派員として活躍し、その取材経験をもとにノンフィクションを執筆した。2001年、『灰色の季節をこえて』を発表し小説家デビュー。05年発表の『マーチ家の父―もうひとつの若草物語』でピューリッツァー賞のフィクション部門を受賞した。08年に発表した『古書の来歴』は20ヵ国語以上に翻訳されるベストセラーとなっており、22年発表のHorseではアニスフィールド・ウルフ図書賞を受賞している
森嶋マリ[モリシママリ]
東京都生まれ、武蔵野美術大学短期大学部デザイン学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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