出版社内容情報
アルプス山麓の大学町で発見された惨殺死体。解決にパリ警察から派遣された敏腕だが荒技で知られる刑事。別の町で起きた謎の墓荒らしと小学校の盗難事件を調べる孤児院出身の若き刑事。この二人の捜査の道が一つになったときに、驚愕の真実が明らかになる。〈我らは緋色の川(クリムゾン・リバー)を制す〉というメッセージが意味するものは? 仏ミステリを大きく変え、今や同ミステリ界の帝王ともいえる存在グランジェの傑作を新版で。グランジェはやはり面白い!
ジャン=クリストフ・グランジェ[ジャンクリストフグランジェ]
著・文・その他
平岡敦[ヒラオカアツシ]
翻訳
内容説明
大学町で相次いだ惨殺事件。同じ頃、別の町で謎の墓荒らしと小学校への不法侵入があった!無関係に見える二つの町の事件を、司法警察の花形と裏街道に精通する若き警部がそれぞれ担当。なぜ大学関係者が奇怪な殺人事件に巻き込まれたのか?死んだ少年の墓はなぜ暴かれたのか?「我らは緋色の川を制す」というメッセージの意味は?仏ミステリの概念を変えた記念碑的傑作。
著者等紹介
グランジェ,ジャン=クリストフ[グランジェ,ジャンクリストフ] [Grang´e,Jean‐Christophe]
1961年、パリ近郊生まれ。ソルボンヌ大学卒業(フローベール研究)後、ジャーナリストとして世界各地を飛び回る。「パリ・マッチ」などに記事を書いていたが、94年に『コウノトリの道』で小説家でデビュー
平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年生まれ。早稲田大学文学部卒業。中央大学大学院修了。現在中央大学講師。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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