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内容説明
1998年5月、その偉大なアーティストはひとり銀河に旅立った。TAIJIが書き下ろした「X」の新たな衝撃。
目次
1 泣いていたhide(hideとの出会い;常に先を行くhide ほか)
2 前向きな反抗期(小さな仮面ライダー;兄弟の役割 ほか)
3 栄光と葛藤(試行錯誤の時代;すべての始まり ほか)
4 蘇生への道のり(憧れのラウドネス;D・T・R結成 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
67
hideの死により旧友と再会し蘇生への道を歩んでいたTAIJIの自伝。武骨かつ簡潔な文体で、時に自慢げに、時に謙虚さを見せる語り口は人生の栄光と転落をダイレクトに物語っている。Xへの愛情、メンバーへの複雑な想いが切に感じられる様々な挿話が魅力で、割かれた文量からもXの存在は彼の「すべてだった」ことが伝わってくる。そして変化する環境への戸惑いや荒々しい言動、LOUDNESSの影などから解雇劇の真相が少しずつ見えてくる。「人は一人では生きていけない」—生と死の間を彷徨った彼だからこそ真に訴えるものがある一言。2020/11/27
澤水月
24
映画観て一人一人の本読む。まさか刊行11年後に本書で悼み続けるHIDEの世界に旅立つとは。他の面と比べ非常に自己評価高く運動や料理など〜が出来た自慢、武勇伝が続くのが異色(ただ馘までなのが痛ましい)。解散決断がヨシキでないと信じ…傷は深い。トシへの人物評的確。パタさんはこの人から見ても野球好きソバ嫌いのトッポイ人物評でだから一番長くヨシキと居られるのか…ヒデ葬儀でヨシキが歯の治療代渡した事を隠さないが馘の心当たりはぼかす。恐らくこの本を仕上げた編集ライター大変だったろうな。生と死と両極の情動。RIP…2017/03/26
さんつきくん
7
元XのベーシストTAIJIさんの自叙伝。Xのメンバーの素顔やTAIJIさんなりの考え方や思いのままを鋭く書き上げた作品です。幼少期からX時代のエピソード満載。X脱退の理由は本人も具体的なことを知らされていないらしい。やはりロックスターは考え方が違う。改めてアーティストのすごさを感じた。ロックを愛する人には是非、ご覧いただきたい作品。X時代の未発表曲「Jungle」もCD化されている。 2011年夏。不慮の事故で亡くなられました。TAIJIさんからもらったパワーを抱きしめ、心からご冥福をお祈りいたします。2012/05/21
BlueBloodWOLF26
3
Xの元ベーシストTAIJIさんの自叙伝。 文体からも読み取れるTAIJIさんの無骨ながらも繊細さ溢れる魅力は元々ファンであった方も更に好きにさせてくれると思う。 どれだけXがTAIJIさんにとって大きかったか伝わるだけにifを少しだけ考えて涙ぐんでしまう。
home alone
2
私の好きなバンドXの元ベースでこの前亡くなったtaijiが書いた自叙伝プラスXの裏話プラスhideへの追悼が書かれた本。taijiがマルチタレントで勉強あんましなかった事が分かった。アーティストの本は個性があって面白いっす2012/08/03