出版社内容情報
オクロの天然原子炉へ。人類学者は尾鉱と鉱滓を踏み歩く。
アフリカのガボンに位置するムナナのウラン鉱山跡。グローバルな核施設のネットワークである〈原子力マシーン〉の周縁および周縁の周縁。人間の原子力マシーンが、地球規模の原子力マシーンと出会う場所と時間。人形峠ウラン鉱山、北海道の寿都、そして、福島の浜通り。説明ではなく経験の方へ。人類学者は誰も知らない探索を開始する。
内容説明
3・11から10年。説明ではなく経験の方へ。アフリカのガボンに位置するムナナのウラン鉱山跡。グローバルな核施設のネットワークである“原子力マシーン”の周縁および周縁の周縁。人間の原子力マシーンが、地球の原子力マシーンと出会う場所と時間。人形峠ウラン鉱山、北海道の寿都、そして、福島の浜通り。尾鉱と鉱滓を踏み歩き、人類学者は誰も知らない探索を開始する。
目次
第1章 熱帯雨林の中のウラン鉱山
第2章 ゴーストタウン
第3章 再びムナナへ
第4章 歩きながら触れて触れられて考える
第5章 見えない過程
第6章 時間
著者等紹介
内山田康[ウチヤマダヤスシ]
1955年神奈川県生まれ。社会人類学者。国際基督教大学を卒業後、東京神学大学を中退してアフリカで働き、スウォンジー大学、イースト・アングリア大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(ロンドン大学)で学ぶ。エディンバラ大学講師を経て、筑波大学教授。これまで、エチオピア、南インド、フランス、日本の東北地方で調査研究を行ってきた。自らを理解の道具としてフィールドに入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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