創元推理文庫<br> マエストロ〈下〉

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創元推理文庫
マエストロ〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 641p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488204051
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

生れ故郷のドイツ、一家で移住したニューヨーク、ギャング抗争のさなかに過ごしたシカゴ、そしてハリウッド映画界へ―自らの生涯を振り返るマエストロの話は、あたかもアラビアン・ナイトのごとくつづく。一刻も早く老人の正体をつかみたいクルーガーと、あくまで自分のペースを崩さぬ指揮者の熾烈な心理戦。大物スパイ/マエストロの衝撃の真実とは。著者渾身の大作登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おふねやぎっちらこ

4
とても長いスパイ小説なんですが、それよりも何よりも「マエストロ」ルイス・パッサウの波瀾万丈の人生の物語が一番の魅力である。受信料払っているNHKで大河ドラマ化していただきたい。無理だろうなぁ。2022/03/27

東森久利斗

2
クラシック賛歌。クラシック最高。ナチス、CIA、KGB、スパイ、サスペンスな脚色を凌駕する豊饒な音楽の世界。マーラー 2番、6番、ブルックナー4番、ショスタコーヴィチ11番、チャイコフスキー5番、バルトーク3番、クラシックマニア垂涎、体の芯が共鳴、心の奥底に沁みわたる、ヘヴィー級の選曲がたまらない。バーンスタイン、ドラティ、インバル、etc、巨匠の名盤をBGMに、波乱万丈、激動の大河ドラマ、サクセスストーリーに酔いしれる。2024/11/29

tom

0
出張に持っていき,3日かけて読み終えた。とにかく長い。しかし,面白い。エピソードの積み重ねが飽きさせない。指揮者という人種は,ひょっとしたらこのような人なのかと思わせてしまう。でも,結論は少し,いただけない。いつの間にか,正義と悲恋の2009/11/28

H.Sato

0
このミス1996年版海外編第7位。 やはりスパイものは難しい(笑)。上巻までは面白かったが、下巻は失速。上巻くらいの長さが理想か。ただ、他の作品も気になった。 B2024/07/18

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