創元推理文庫
クリスマスに死体がふたつ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488198060
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

廃鉱でスケッチ中のローズの耳に響く女性の悲鳴。警察に通報したもののなにも見つからず、かつての恋人ピアース警部から小言をくらう。せっかく油絵の仕事がうまくいきはじめた矢先なのに。そんなおり、つきあって間もない画家ニックの元恋人が死体で発見され、ローズまでもが容疑者に。そんな状況でローズがじっとしていられるわけがない。好評コーンウォール・ミステリ第三弾。

著者等紹介

山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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鴨ミール

16
主人公がいつも危なかっかしくて(事件に足を突っ込み過ぎだし、登場する男性とイチイチ関係を持ちそうになる)共感できないのに、何故か続編を読んでしまう不思議なシリーズ。今回は殺人の動機が弱いと思いました。イマイチかな。2022/07/14

寧々子

15
芸術家仲間は誰も彼もが胡散臭い割りに、事件はのらりくらりとしか進まないし盛り上がる山場もないので、ミステリーしての面白さはありません。 訳者あとがきを読むとコーンウォールのクリスマス風景、この土地ならではの料理やお菓子の話が書かれていたようですが、気づかず読み逃してしまった! どうしてもローズが好きになれなくて気乗りしないまま読んだのが原因かな~ ローズが自立しているのはいいんですけど自分本位過ぎる! 特にずっとローズを想っているバリーを都合よく扱ってるのが嫌~ シリーズ読みを続けられるか不安です。2015/12/12

えむむ

10
主人公がほぼ全員から恋され憧れられ嫉妬される理由がよくわからない。稀有な才能を持つ無自覚絶世の美女って設定なのだろうか。コーンウォールの描写は好きだけど、謎解きには期待できないし、次読むか迷う。2024/06/09

じゅり子

5
新作を読む前にと、一作目から再読し始めたものの、やっぱりローズってこんなだよな〜という思い(笑)。なんでニックなんていう軟弱野郎に魅かれるのかよくわからない。しかしコーンウォールには魅かれる。2012/12/28

鐵太郎

3
さまざまな好ましい人たちとの出会い、そして交流。そして作家はそれぞれ一人一人の醜さをだんだんと描いていきます。それは良いのですけれど、主人公のローズ・トレヴェリアン、いろいろ性格的な欠点も指摘されているのですけど、彼女一人は最後まで天使ですねぇ。ずるくない?(笑) 40代であろうがもっと上だろうが、結局男と女がいれば、恋と愛とセックスと、恋愛がらみの嫉妬抜きには語れないのですね。最後に出てきた結論は醜く、無様。そしてローズの新たな成功と旅立ち。ふむう。2006/07/15

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