創元推理文庫<br> 真っ白な嘘

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

創元推理文庫
真っ白な嘘

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月04日 11時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488146238
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

短編を書かせては随一の巨匠の代表的作品集を新訳。読了後、背筋のぞっとする「叫べ、沈黙よ」や、江戸川乱歩編の名アンソロジー『世界推理短編傑作集』にも選出された「危ないやつら」、夫婦間の秘密を描いた表題作までさまざまな趣向の短編が勢ぞろい。奇抜な着想と軽妙なプロットで、結末の一行まで先を読ませない、まさに名編ばかり。どこから読まれても結構です。ただし巻末の作品「後ろを見るな」だけは最後にお読みください。

内容説明

短編を書かせては随一の巨匠の代表的作品集を新訳。雪の上の足跡をめぐる謎を描いた「笑う肉屋」、緊迫感溢れる「叫べ、沈黙よ」、江戸川乱歩編の名アンソロジー『世界推理短編傑作集』に選出された「危ないやつら」など、奇妙な着想と軽妙なプロットで書かれた名作が勢揃い!どこから読まれても結構です。ただし巻末の作品「後ろを見るな」だけは、ぜひ最後にお読みください。

著者等紹介

ブラウン,フレドリック[ブラウン,フレドリック] [Brown,Fredric]
1906年アメリカ生まれ。新聞社、雑誌社などに勤務のかたわら、執筆を開始。1947年刊行の『シカゴ・ブルース』で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞を受賞。多くのミステリ、SF、ファンタジーを発表した。奇抜な着想と軽妙な話術で描くショートショートの名手。1972年没

越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年生まれ、東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

108
『さあ、気ちがいになりなさい』がとても好きだったので、この作者を再び手に取るも、あの時ほどの衝撃はないな。あちらは、星新一氏によるフレドリック・ブラウンのベスト短編だったのかしら。こちらでは、最初のサーカスの話がよかったな。あんまり肉屋がこわかったのものだから。よい意味で、企みが予想の遥か上だった。愛する女性を理解しきれない困惑が多くの短編の主人公たちの動機なのかな。2023/07/11

cinos

92
金沢ミステリ倶楽部の課題書。旧訳は中学生の時読んだので再読。雪の密室トリックをこんな風に使うのかと驚く「笑う肉屋」、最後にあっそれと思った「背後から声が」、そしてやはりメタミステリの傑作「後ろを見るな」がベスト3です。ちなみに「歴史上最も偉大な詩」の4文字の言葉については以下の金沢ミステリ倶楽部のブログを参照してください。 https://red.ap.teacup.com/lovelib/187.html2021/04/18

タツ フカガワ

75
長いもので30ページ、短いのでは6ページの全18話を収めたミステリー短編集(1953年刊行)はユーモアもあればブラックな味わいも。ポワロを想起させる英国風もあればハードボイルド風も。多彩にして捻りの利いた作品ばかりで、これが望外の面白さでした。妻への殺人未遂で精神科病院に収容されたジャズ・ミュージシャンは、事件をはじめ過去の記憶を断片的に失っていた。11か月後、退院して妻のもとに帰るとき、消えた記憶が徐々に蘇ってくる「キャスリーン、おまえの喉をもう一度」と、「歴史上もっとも偉大な詩」が絶品!2022/05/12

ネロリ

69
「叫べ、沈黙よ」…傑作! 「町を求む」…現代日本人へのメッセージにも。 「むきにくい小さな林檎」…納得のラスト。 「真っ白な嘘」…好み。 「危ないやつら」…世にも奇妙な物語ふう。 「ライリーの死」…ユーモア そして、、、 「後ろを見るな」…こんなん初めて!! 鳥肌モノ。 短編集、これだけ楽しめたら、お得過ぎるでしょ。2021/09/10

ちゅんさん

69
粒揃いの短編集でどれも面白く読めた。中でも不穏な空気が漂う『笑う肉屋』と『むきにくい小さな林檎』、緊迫感はあるがまるでコントの『危ないやつら』、終わりにゾクっとする『叫べ、沈黙よ』が特にお気に入り。『後ろを見るな』は帯で煽り過ぎだと思う、期待し過ぎて読み終わったあとポカンとしてしまった。あと『闇の女』はクリスティーっぽくない?2021/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16966723
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。