創元推理文庫<br> シカゴ・ブルース

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創元推理文庫
シカゴ・ブルース

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784488146221
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

シカゴの路上で父を殺された18歳のエドは、おじのアンブローズと共に父親殺しの犯人を追うと決めた。移動遊園地で働き、人生の裏表を知り尽くした変わり者のおじは刑事とも対等に渡り合い、雲をつかむような事件の手がかりを少しずつ集めていく。エドは父親の知られざる過去に触れ、痛切な思いを抱くが――。少年から大人へと成長していく過程を描いた巨匠の名作を清々しい新訳で贈る。アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞受賞作。

内容説明

シカゴの路地裏で父を殺された18歳のエドは、おじのアンブローズとともに犯人を追うと決めた。移動遊園地で働く変わり者のおじは刑事とも対等に渡り合い、雲をつかむような事件の手がかりを少しずつ集めていく。エドは父の知られざる過去に触れるが―。少年から大人へと成長する過程を描いた巨匠の名作を、清々しい新訳で贈る。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞作。

著者等紹介

ブラウン,フレドリック[ブラウン,フレドリック] [Brown,Fredric]
1906年アメリカ生まれ。新聞社、雑誌社などに勤務のかたわら、執筆を開始。1947年刊行の『シカゴ・ブルース』で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞を受賞。多くのミステリ、SF、ファンタジーを発表した。1972年没

高山真由美[タカヤママユミ]
青山学院大学文学部卒業、日本大学大学院文学研究科修士課程修了、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuit@積読消化中

92
父親を何者かに殺されたエドは、叔父のアンブローズと一緒に犯人探しを始めますが、この二人の掛け合いがなんとも優しい。この叔父さん、なんとも魅力的なキャラなのである。たまにこういう優しいミステリもいいなぁと思える今日この頃な私。このエドとアム叔父さんのシリーズが7作あるというので、じっくり読んで行きたいと思える良質な名作でした!2021/01/14

seacalf

82
以前読んで好印象だったSF小説『天の光はすべて星』のフレドリック・ブラウンが書いたミステリ。父を殺された18歳の少年が、頼りになる叔父と共に犯人を追う。新訳が出るということは人気作品なのね。話の筋が偏愛している『ストリート・キッズ』に似ていると聞いて鼻息荒く手に取った。確かにエドとおじさん、ニールと片腕グレアムの関係は似ている。こういう人生の師弟関係は理想。少年から大人への成長物語としては物足りなさを感じるけれど、背伸びした感じは好き。現代とは違うクラシカルなミステリを読んだと思えば優しい気持ちになれる。2021/06/04

タツ フカガワ

68
シカゴの路地裏で印刷工の父を殺された18歳のエドは、移動遊園地で働く変わり者の伯父アンブローズとともに犯人探しを始める。そのなかでエドは自分と同じ年齢だったころの父親が新聞社を所有、人妻との情事を経験し、一時スペインで暮らすという波乱の青春時代を送っていたことを知る。最後にどんでん返しが待っているミステリーですが、エドの大人へと成長していく物語として描かれていて、読後の余韻もとても爽やかなものでした。1947年の作品。2022/05/28

skunk_c

68
旅行の道中の友として珍しく小説を。中学の頃この著者のショートショートをかなり読んでいたのと、邦題(原題にシカゴもブルースもない)に興味を引かれたことが手に取った動機だが、いやいや面白かった。250ページほどのミステリーであり、同時に18歳の若者が肉親の死とその謎解きを通じ、様々な体験をして成長する姿を描いている。また、本書が書かれたのは前の大戦が終わった直後の1947年で、その頃のシカゴの街の様子(例えば高架鉄道とか飲食街とか)の描写も巧みに差し込まれている。エド・ハンターのシリーズ、もう少し読もう。2021/08/14

cinos

66
『真っ白な嘘』とか『復讐の女神』とかフレドリック・ブラウンの短編集は読んでいたけど、長編は読んだことがありませんでした。18歳の少年エド・ハンターが父親を殺した犯人を叔父と一緒に探す話ですが、少年から大人になっていく少年の一人称が瑞々しくて読んでよかったです。ミステリとしても予想外でした。このシリーズを高田さんに続けて新訳してほしいです。2021/04/25

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