感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
koo
8
高校生の頃に「わらの女」を読んで以来のアルレー作品でした。アルジェリア戦争帰りのロベールが、奔放なミヌーと結婚、そこに放浪中の若者プラティが逗留することから巻き起こるサスペンス。視点人物がどんどん切り替わる内に予想外にストーリーは展開。僅か170ページほどで一見大団円を迎えた様にも見える超スピーディーさ(笑)しかし、そこから先もストーリーは続き、死刑囚の告白の様な昔懐かしいカタカナ表記のプロローグの真相も明らかにされるユニークな作品でした。タイトルも味わい深いですね。2025/10/19
翡翠
7
再読2022/06/07




