出版社内容情報
東京大学医学部健康総合科学科のスタッフが結集して、「健康総合科学」という新しい学問を提起・紹介する待望のテキスト。人間・環境・社会は相互につながり,影響しあう存在である.そのつながりを「健康」を通して科学するために,文系・理系の壁を越えた新しい学問が健康総合科学である.東大医学部健康総合科学科のスタッフが結集して,健康を支えるための実践知の意義と面白さを紹介する,待望のテキスト.
まえがき 健康総合科学へのお誘い
I ヒトと環境の科学
1 地球にやさしいと健康にやさしいのか?
2 遺伝子研究でヒトの健康は変えられるか?
3 新型インフルエンザが近未来に出現したら?
4 感染症の脅威とどう闘うか?
5 あふれかえる化学物質の安全性を明らかにするには?
6 放射線による影響には個人差があるのか?
II ひとが生きることを支える科学
7 医療で女性は幸せになったか?
8 児童虐待を予防するには?
9 人生の最期を自分らしく過ごしてもらうには?
10 ケアを支えるモノづくりとは?
11 被災者を支えるまちづくりとは?
12 看護職を惹き付ける職場とは?
III 人と社会の健康をつなぐ科学
13 クスリの効果をどのように評価するのか?
14 メタボはなぜ悪いのか? 解消できるか?
15 健康のために自由を制限できるのか?
16 ストレスとどうつきあうか?
17 人のつながりは健康に影響するか?
18 長寿日本はこれからも続くのか?
19 イノベーションが健康をどのように変えるのか?
20 人類は塩とどうつきあってきたのか?
終章 健康総合科学とヒト・ひと・人<br>
東京大学医学部健康総合科学科[トウキョウダイガクイガクブケンコウソウゴウカガッカ]
東京大学医学部健康総合科学科
東京大学医学部健康総合科学科
目次
第1部 ヒトと環境の科学(地球にやさしいと健康にやさしいのか?―気候変動と健康;遺伝子研究でヒトの健康は変えられるのか?―ゲノム解析と医療;新型インフルエンザが近未来に出現したら?―危機管理と健康 ほか)
第2部 ひとが生きることを支える科学(医療で女性は幸せになったか?―母となることを支える助産学;児童虐待を予防するには?―医療と行政の連携;人生の最期を自分らしく過ごしてもらうには?―逝き方を支える終末期の看護 ほか)
第3部 人と社会の健康をつなぐ科学(くすりの効果をどのように評価するのか?―生物統計学による科学的品質管理;メタボはなぜ悪いのか?解消できるか?―肥満の健康科学;健康のために自由を制限できるのか?―ウェルビーイングを考える倫理学 ほか)
感想・レビュー
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