感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東森久利斗
3
あっという間の300ページ、赤川次郎、西村京太郎、内田康夫なみに読みやすい。推理小説黎明期、難解な単語(死語)と漢字がメージを埋め尽くし、インサイドで大河のような冗長的な展開、友達になりたくない気難しい主役達(探偵)の個性豊かなキャラクター、どれもが当てはまらない異色な作品。長寿的大ヒットベストセラーシリーズとなったのもうなずける。2018/05/30
よっちゃん
1
久しぶりのガードナー。テンポが良く読みやすかった。登場人物が個性的で話に奥行きを感じた。1935年に発表された作品。相当古い作品だが色あせしていない。2016/04/28
kobibun
1
ちょっと御都合主義な部分こそあれ、なるほどと思う結末だった。法廷ものはやはりテンポが良くて面白い。2014/04/26
弾十六
0
★★★★☆1935年出版。ペリー メイスン第6話。義眼講座から始まる物語。ホルコム二度目の登場。かなり活躍します。メイスン&ホルコムのドタバタは初期シリーズの名物。バーガー初登場。後年の「メイスンが憎い」狂人ではなく、無実の訴追を恐れるまともな地方検事です。メイスンの策略は無茶。でも、この位のが面白い。銃は38口径「コルト警察拳銃」(原文Colt Police Positive)、38口径S&Wリボルバーなど。次の事件の予告はハードカヴァーとペーパーバックで差し替えありとのこと。(初版では第7話門番猫)2017/03/06