創元推理文庫<br> 白い僧院の殺人

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創元推理文庫
白い僧院の殺人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488118464
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ロンドン近郊の由緒ある屋敷〈白い僧院〉でハリウッドの人気女優マーシャ・テイトが殺害された。周囲は百フィートにわたって雪に覆われ、発見者の足跡以外に痕跡を認めない。事件前マーシャに毒入りチョコレートが届くなど不穏な雰囲気はあった。甥が〈白い僧院〉の客だったことから呼び寄せられたヘンリ・メリヴェール卿は、たちどころに真相を看破する。江戸川乱歩が「カーの発明したトリックの内でも最も優れたものの一つ」と激賞した本格ミステリの名作。

内容説明

渡英した女優マーシャ・テイトをめぐり、契約が残っていると連れ戻しに来たハリウッドの関係者、ロンドンでマーシャ主演の芝居を企画するブーン兄弟、芝居ばかりか私生活の後援もしかねない新聞社主らが不穏な空気を醸し出す。その不穏さを実証するように、スチュアート朝の雰囲気に浸るべく訪れたブーン家所有の屋敷“白い僧院”の別館で、マーシャは無惨な骸と化していた…。

著者等紹介

ディクスン,カーター[ディクスン,カーター] [Dickson,Carter]
アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ(1906‐77)。本名ジョン・ディクスン・カー。1930年に予審判事アンリ・バンコランを探偵役とした『夜歩く』を発表。以後、オールタイム・ベスト級の傑作を次々とものし、熱狂的な読者を獲得。“不可能犯罪の巨匠”と呼ばれる

高沢治[タカサワオサム]
1957年茨城県生まれ。東京大学、同大学院人文研究科に学ぶ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

176
★★★★☆ H・M卿シリーズの第2作目で、足跡の無い殺人物。 H・M卿が事件に乗り出した途端に面白くなってくるのは前作と変わらず。 足跡がブーンのものしかない理由はすぐに分かったが、犯人は当てれず。他に視点を散らすレッドへリングの巧みさにやられた。 べネットの恋愛パートは本筋にほぼ関係しないが、これによってほっこりできる。 そして、相変わらず木偶の坊扱いのマスターズが哀れになってきた。2020/04/11

NAO

79
【2021年色に繋がる本読書会】一本道と張った氷の上に雪が積もっている池の真ん中に建つ別館で起きた殺人事件。別館にいたのは被害者一人だけ。犯人は、どうやって足跡を残さず別館から姿を消したのか。トリックとしてはなかなか奇抜で、江戸川乱歩も「カー(カーター・ディクスンの本名は、ジョン・ディクスン・カー)の発明したトリックの内で最も優れたものの一つ」と激賞したという。だが、いろいろと疑問も残る。2021/04/14

星落秋風五丈原

46
メリヴェール郷の所に甥ジェームズ・ボイントン・ベネットが訪ねてくるところから物語は始まる。甥はメリヴェール郷に初対面で、父親からいろいろと注意事項を聞かされていた。曰く、暇そうにしていたかと思えば忙しいフリをする。曰く、見かけはだらしないが頭の冴えは抜群。この台詞は初見読者に向けてのもので、さあ、あなた達がこれから会う名探偵は癖の強い人ですよ、と告げているわけだ。2019/07/18

空猫

41
【海外ミステリマストリード42/100】別館で起きた女優の殺人事件。足跡は発見者の物だけだったという密室ミステリ。序盤は回りくどいし、キャラに好感が持てず、展開にも乗れず。何とか読みきったけれども、おいらには楽しめなかった。松恋サン。ディクスン作の中で何故これを選ぶのだ。2021/09/09

geshi

30
プロットそのものは見事なのだが、ベネットを主役格にあてたことと語る順番とがカーらしくしたせいで読みにくい。雪密室の謎の魅力は分かるけど、そこを最初にやっちゃ駄目な作品だろ。蠱惑的な女優をめぐる愛憎劇で人物を掘り下げ、毒入りチョコレートや殺人未遂のサスペンスで盛り上げてからの殺人だったら面白さが倍増していたはず。絡みあう人間心理が生み出すトリックや、絶対に気付けない細かな伏線や、心理的盲点にいる犯人など、ミステリとして巧いのにストーリー展開がやぼったいのが惜しい。2019/12/04

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