内容説明
人殺しはへまをする―とフレンチ警視は言う。しかし犯罪者が失策をしでかさなければ未解決の事件が山を成し、フレンチは体がいくつあっても足りないだろう。万全を期したはずの犯行はいかに看破されたか。完全犯罪の夢破れた二十三編の、自業自得ながらも気の毒な敗北の記録から得られる教訓は、犯罪は引き合わない、とりわけ優れた捜査官がいる場合には、ということであろう。
著者等紹介
井上勇[イノウエイサム]
1901年4月、広島県に生まる。1923年東京外語大卒。英米仏文学の翻訳に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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