創元ライブラリ<br> 推理小説作法

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創元ライブラリ
推理小説作法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488070076
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0195

内容説明

十人十色という言葉のままに、作家には各人各様の小説作法がある。何を書くか、どのように書くか。テーマを選び、プロットを組み立て、ストーリーを編む―ここにひとつの偽らざる実践がある。一篇の推理小説が完成するまでの道程を具体的に語るこの一冊は、書くことに魅入られた人々へ何らかの示唆を与えてくれるだろう。

目次

第1章 推理小説に作法があるか
第2章 推理小説とはなにか
第3章 発想の方法
第4章 創作メモの活用
第5章 プロットを練る
第6章 ストーリイについて
第7章 実作篇「三幕の喜劇」
終章 補遺と提言
ミステリー随想―楽我鬼集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんこい

5
新本格云々以前?から、不可解な謎と合理的解決を旨として作品を書いていたんですね。自作を基にテーマや叙述等説明してくれるのも親切、一方大家の書いた事でも異論があればはっきり反対していて、作者の人柄がうかがえます。2014/08/31

金森まりあ

2
現役の推理作家が語る推理小説作法なので非常にREALで参考になる。推理小説は小説なので人間ドラマも大事ということは本書で一番最初に語られるほど重要視されていることがうかがえる。2018/08/13

naoshi

0
推理小説の書き方…についての本であるが,全体的には著者の推理小説への想いが綴られていると言える。自らのアイデアノートや著作を例にあげて,そのメイキングを紹介してくれるのが,とてもありがたい。これまで著者の作品は読んだことがなかったが,中で紹介されている短編が非常に面白かったことと,メイキングを紹介された作品の全体像を知りたいため,読んでみようと思う。著者はかなりの高齢とお見受けしたが,読後に調べたところ2011年に亡くなっておられた。合掌。2012/05/01

サカナヘン

0
【★★★★☆】推理小説を書くうえでの心構え、姿勢というものを強く感じた。推理小説は「事件÷推理=解決」という形式で、算出された答には、すこしの余剰もあるべきてはない。未解決の部分を残すな。この見解に強く共感した。まだ、土屋隆夫作品を読んだことないので、ぜひ読もうと思う。2009/10/10

ニョンブーチョッパー

0
2001/12/14

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