紙魚の手帖 〈Vol.05〉 特集:「名探偵と名犯人の攻防を描く倒叙ミステリの最前線」

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紙魚の手帖 〈Vol.05〉 特集:「名探偵と名犯人の攻防を描く倒叙ミステリの最前線」

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784488031107
  • NDC分類 905
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【特集】人気作家による豪華競演! 名探偵と名犯人の攻防を描く倒叙ミステリの最前線
[新連載]五線紙上の殺意 犯罪相談員〈1〉 石持浅海
ギガくらりの殺人 相沢沙呼
空ろの匠 大倉崇裕
世界の望む静謐 倉知 淳
吾輩は犯人である 似鳥 鶏
[ブックガイド]『Shooting Columbo』の衝撃 町田暁雄

【第22回本格ミステリ大賞全選評】
第22回本格ミステリ大賞受賞作決定!
第22回本格ミステリ大賞選考経過
受賞の言葉 [小説部門]芦辺 拓・米澤穂信 [評論・研究部門]小森 収
選評 小説部門
選評 評論・研究部門

【小説】
きみのかたち 第2回 坂木 司
特撮なんて見ない 第3回 澤村伊智
小瓶の魔族 廣嶋玲子
台北パテーベビー倶楽部 溝渕久美子
悪魔の橋 フランシス・ハーディング 児玉敦子 訳(※電子版には未収録)

【ESSAY】
装幀の森 第1回 アルビレオ
ぼくたちが選んだ 第3回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき
翻訳のはなし 第3回 持ちこみ成功! 越前敏弥
ホームズ書録 切り抜き合本にはまだ翻案が 『単編集 乙一』『単編集 乙四』 北原尚彦

【COLUMN】
ひみつのおやつ*おやつの時間 白尾 悠
私の必需品*使い古しのペン 潮谷 験

【INTERVIEW 期待の新人】
京橋史織
川野芽生

【INTERVIEW 注目の新刊】
『馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ』 辻 真先
『空をこえて七星(ななせ)のかなた』 加納朋子

【BOOKREVIEW】
[文芸全般]   瀧井朝世
[国内ミステリ] 宇田川拓也
[翻訳ミステリ] 村上貴史
[SF]      渡邊利道
[ファンタジイ] 三村美衣

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

50
特集『名探偵と名犯人の攻防を描く倒叙ミステリの最前線』翡翠シリーズや、乙姫刑事シリーズ、福家警部補シリーズは勿論、犯罪を目論む人の相談所、猫を犯人に仕立てた犯罪などかなり楽しめた。連載中の2作品、『ナルマーン年代記』スピンオフも良かった。第22回本格ミステリ大賞の選考委員書評も興味深い。第12回創元SF短編賞優秀賞受賞第一作『台北パテーベビー倶楽部』(溝渕久美子)はSFが苦手な私にも読み易く、ミステリ色もあり楽しめた。『悪魔の橋』は改めて他の著作を読まなければと思わせる。vol.5もどれも面白かった。2024/02/04

minimu

21
ハーディング目当てで買いましたが、その他も面白かった! 倉知淳さんを初めて読み、もっと他の作品も読みたくなりました。福家警部補と「ギガくらりの殺人」が特に良かったです(くらり、かわいい)。石持浅海さんも、終着点がわからなくてハラハラしました。2022/08/02

ゆうき

15
倒叙ミステリー特集。どれも様々な形で犯人をじわじわと追い詰めたり、犯人の心情が細かく表現されていてとても面白く読んだ。 石持浅海さんの新シリーズ、犯罪相談員が今までのミステリと違った感じで新鮮。 他に本格ミステリ大賞の選評もとても興味深く読んだし、廣島玲子さんの『小瓶の魔族』はナルマーン年代記のスピンオフらしく、ほんの数ページの短編だったが不思議な世界観をもっと覗いてみたいと思ったので、『青の王』早速購入してしまった。2022/12/04

ツバサ

12
叙述トリックを題材にした特集。個人的には石持先生のダークなやり口と似鳥鶏先生の自由な感じが好きでした。共にシリーズ化して欲しいくらい。連載では坂木司先生の話が現代のコロナ禍の問題点を突きつつ、少年の葛藤と成長が楽しめて良いです。2022/06/20

きゅうくつ

8
本格ミステリ大賞の選評目当て。倒叙ミステリの最前線も良かった。2022/07/19

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