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出版社内容情報
大山誠一郎×逢坂剛対談。有栖川有栖、青崎有吾、シリーズ最新短編などで贈る、「真夏の大学ミステリ研究会特集」。柴田よしき、〈石狩くんと(株)魔泉洞シリーズ〉、新連載ほか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつ
13
創刊号から読んでいる東京創元社の隔月小説雑誌。連載作品が多いため、3号をまとめ読み。しかし、『ミステリーズ!』の誌名からは、かなり離れていることを感じ始めている。とりわけ連載ものは、作品にバラエティをもたらせたいためか、背景や設定に趣向を凝らしているものの、自分にはそれが前面に出過ぎた感があり、相性の悪さを痛感。システリ色の強い読み切り短篇の中では、有栖川有栖の『古都パズル』は、予告編のようなもの。青崎有吾はシリーズの、いわばスピンオフ作品。謎解きは軽めだが、学園ミステリのたのしさを存分に味わえる。2022/09/12
KAZOO
3
今回の特集は、大学のミステリ研究会ガイドが掲載されており、早稲田大学と京都大学の層の厚さが目立ちました。また、逢坂剛さんと大山誠一郎さんの対談が読みごたえありました。2013/08/21
crow
2
有栖川有栖「古都パズル」2019/04/13
ちか
2
有栖川有栖「古都パズル」、芳崎せいむ「鞄図書館[二十五冊目]」、特集 大学ミステリ研究会を概観する2013/08/22
Nanami
2
有栖川先生の「古都パズル」、学生シリーズお好きな方はニヤニヤできるところ多々。青崎さんの「針宮理恵子のサードインパクト」はとにかく読みやすい。ホワイダニット的には「うーん?」と思うところもなくはなかったけれど、伏線のさりげなさと、キャラクターがうまいなぁと思いつつ、まさかの水族館つながりに、はやく『水族館の殺人』届かないかしらん、と悶々してます。2013/08/15