世界の望む静謐

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世界の望む静謐

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  • サイズ 46判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488028770
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

あなたのことは、最初から疑っていました――
罪を犯した者たちの前に、
死神めいた風貌の警部が立ちはだかる!
〈刑事コロンボ〉の衣鉢を継ぐ、大人気倒叙ミステリシリーズ

あなたのことは、最初から疑っていました――漫画家を殺してしまった週刊漫画誌の編集者、悪徳芸能プロモーターを手にかけた歌謡界の元・スター、部下の裏切りに報復する人気タレント文化人、過去を掘り返そうとする同僚の口を封じた美大予備校の講師……彼らは果たして、いつ、何を間違えてしまったのか。罪を犯した者たちの前に、死神めいた風貌の警部が立ちはだかる。〈刑事コロンボ〉の衣鉢を継ぐ、大人気倒叙ミステリシリーズ!

■目次
「第一話:愚者の選択」
「第二話:一等星かく輝けり」
「第三話:正義のための闘争」
「第四話:世界の望む静謐」

内容説明

死神だ。死神が来た―罪を犯した者たちが乙姫警部に出会って最初に抱くのは、畏怖をはらんだそんな錯覚だ。削ぎ取ったように痩せた頬、刃物で切り落としたようにシャープな顎、悪魔を思わせる鉤鼻、そして虚無の深淵を覗き込んだかのような陰気で表情の感じられない瞳。それらが与える死神めいた印象に違わず、乙姫警部は、じわりじわりと犯人たちを追い詰める。“猫丸先輩”シリーズや『星降り山荘の殺人』の倉知淳が挑んだ、“刑事コロンボ”の衣鉢を継ぐ大人気倒叙ミステリシリーズ!

著者等紹介

倉知淳[クラチジュン]
1962年静岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年『競作 五十円玉二十枚の謎』への投稿を経て翌94年『日曜の夜は出たくない』で本格的に作家デビュー。2001年『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NADIA

89
倒叙ものなので、必ず語り手が追いつめられるよ。死神とイケメンのコンビからは絶対に逃げられないよ。それが100%分かっていても十分に面白く読める。でも、前作よりも死神警部がマニアックなうんちくを語る場面が少ないよね…。それは少し残念だ。あと、犯人を確信する理由がすごすぎる。やっぱり死神の超能力は侮れない(笑)2023/02/17

aquamarine

89
乙姫警部と鈴木刑事の倒叙シリーズ二作目。普段読んでいる倒叙ものは初めに犯行シーンを犯人視点で表わしたあと、いくらかは警察や探偵側の視点が入るのだが、このシリーズは全くそれがない。一作目で警部らの容姿ばかりが…などと書いてしまったが当たり前だ。事情聴取される側からは見た目しか情報がないのだから。これに気づいてますますこのシリーズが好きになった。犯行の動機や犯人の計算を知っているからこその結末の驚き、そこからだったのかと潔くあきらめるしかない犯人側のほっとするような思い、どの話もすごく綺麗でとてもよかった。2023/01/15

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

82
(2023-121)【図書館本】「刑事コロンボ」の衣鉢を継ぐと言われたら読みたくなるよね。コロンボ好きなんです。死神を思わせる容貌の乙姫警部が真相を見抜き論理的に真犯人を追い詰める。細かい点が妙に気になったり、事情聴取が終わったと見せかけて最後に質問を投げかけたり。キャラクター設定はコロンボそのものだ。よく言えばコロンボへのオマージュ、悪く言えば二番煎じ、いや古畑任三郎や福家警部補もいるなぁ。でも純粋にミステリとしては面白かったです。ただ「うっそりと」と言う表現がやたらと出てきたのが気になった。★★★★2023/10/09

80
死神のような乙姫警部とびっくりするくらいのイケメン鈴木刑事。倒叙ミステリの魅力満載でした2022/11/26

えみ

74
死神の声を聞いたこともなければ視線も送られたこともない。知らないから生きている。なのにどうしてここにきてハッキリ聞こえてしまうのだ…視線を感じてしまうんだ。巧みな表現力で死神という存在を、その声を、視線を浮かび上がらせた比喩文章が見事である。あ、わかる。それは死神だ…と思わず納得してしまう「ぽい」表現に感嘆。罪を犯した者の前に現れるのは死神!?乙姫警部の陰気な印象に刑事を巧く騙そうとしていた犯人達は出鼻を挫かれ恐怖を植え付けられる。その死神、人生の息の根を止めに来たのか。追い詰めて地獄に送る倒叙ミステリ!2023/01/01

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