出版社内容情報
妖怪の子預かり屋の弥助(やすけ)は、妖怪に育てられたのだが、わけあって育ての親を失い、かわりにあらわれた赤んぼう千吉(せんきち)を、いっしょうけんめい育てている。子どもを預けにくる妖怪たちのせいで、毎日大さわぎだ。そんなある日、大家のふたごの娘たちが、おそろしい黒い影にさらわれてしまった。妖怪奉行所(ようかいぶぎょうしょ)西の天宮(てんぐう)のお奉行さまがさがすことに……。大人気の児童書版〈妖怪の子預かります〉第2シーズン、はじまり、はじまり!
内容説明
つぎつぎ起きる事件のせいで、妖怪の子預かり屋は今日も大さわぎ。かわいくてちょっぴりこわい、大人気の“妖怪の子預かります”第二シーズン、いよいよはじまり!
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ。『水妖の森』で、ジュニア冒険小説大賞を受賞し2006年にデビュー
Minoru[MINORU]
大阪府生まれ。京都精華大学デザイン学部VD学科イラストレーションコース卒業。動物や人物などをモチーフに模様を組み合わせた独特な雰囲気の作品を多数制作。装画を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kira
4
千弥を失い、青年となった弥吉。今度は弥吉が千弥の生まれ変わり(?)の千吉を育てることに。久蔵夫婦の子・天音と銀音もまきこんで、新しい物語が始まる。2024/01/08
おーね
3
千弥を失ったあとに手元にやってきた赤子、千吉。弥助が今度は親馬鹿に。新しく関わる妖怪も出てきてこれからの展開が楽しみです。2022/11/07
hon_koto
3
大人気『妖怪の子預かります』の第二シーズン開幕!弥助の育ての親千弥が6歳の男の子千吉となり、久蔵が真っ当な(笑)人になり月日の流れを感じる。一方で状況が変わり奮闘してきた弥助の苦労や千吉への想いに時折ウルウルきてしまう。お話は弥助と千吉と久蔵の双子の娘が虚神との対決がメイン。濃いめの新キャラ朔ノ宮が登場し、今後の展開が楽しみ。変わらぬ想い、それぞれの絆、新しい仲間(?)にワクワクとウルウルがいっぱいでした!2022/09/11
竜王五代の人
3
新シリーズの軸となりそうなキャラの、月夜公と並ぶ妖怪奉行で犬神の朔ノ宮(名前が満月と新月の対になっているのか)、顔見せ程度であんまり活躍したわけではないけれど、どうにも残念美女の香りがして好感が持てる。犬顔なのも、月夜公が人面美形だから角度を変えているわけでキャラ設計としてよい。ストーリーは、悪くはないけど文章にもうちょい肉付けがほしかったところ。2022/04/16
AP
2
安定の面白さ〜!2人の少し切ない関係性もお互い大好きなところも変わってなくて大好き。今四巻まで出てるらしいので読みます。2024/05/23
-
- 和書
- オンブレ 新潮文庫