内容説明
水乃紗杜瑠、二十八歳、独身。旅行会社勤務。美男子。ブランド品を身にまとい、高級車を乗り回す。しかし何故か社内の女性陣には変人扱いされている…。そんなサトルに恋心を抱く部下の新人OL美並由加理であったが、サトルと同行した出張の帰途、殺人事件に巻き込まれ、軽井沢のペンションに一緒に宿泊することとなった。妙高と軽井沢を結ぶナイフの謎…。名探偵・水乃サトル初登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヤギ郎
14
二階堂蘭子シリーズの作者による「水乃サトルシリーズ」第1巻。ややエンタテインメントに振ったミステリー小説。本作は1995年に発表され、また劇中ではコンピュータが普及しはじめた頃に時代設定されていることから、時代を感じる物語だった。破天荒というか、ヤバいと表現したほうがいい探偵役サトルに振り回されているばかりの由加里ちゃんではあったが、楽しく物語が進んだのでよかれとしよう。2019/10/08
浅見ヨシヒロ
14
初めての二階堂さん作品。 いわゆる重厚なミステリではありませんでしたが、それなりに楽しめたかと思います。凶器の移動についてのトリックについては『おお、その手があったか』と思わされました。まぁ、当然ワープなんかじゃないよねw2014/07/07
ひで
7
蘭子シリーズとは違い、ライトな作品です。2017/02/13
ソラ
3
【読メ登録以前読了作品】2006/04/16
じじちょん
2
さらっと読了。それぞれの殺人が意外なところでつながるという内容。割と予想しやすいので、ストレスがないです。2014/06/08