出版社内容情報
友安小輪は、怯えていた。恋人とともに住むアパートに、突然謎の老人が現われ、昼夜を問わずいやがらせを始めたのだ。近くの交番で被害を訴えても、まともに取り合ってもらえない。その数ヶ月後、建築士が何者かに殺害され、その妻が老人に略取されるという事件が発生する。かつて姉をストーカーに殺害された荻窪署の刑事・佐坂は、くせ者ながら優秀さで知られる警視庁の北野谷と組み、略取犯と拉致された女性の捜索に乗り出すが……『死刑にいたる病』『虜囚の犬』の気鋭がストーカー犯罪を描く衝撃作!
内容説明
友安小輪は、怯えていた。彼女と恋人の住むアパートに、ある日突然謎の老人が現われ執拗ないやがらせを始めたのだ。弱々しい老人相手にもかかわらずなぜか恋人は萎縮し、警察に被害を訴えてもまともに取り合ってもらえない。一方、都内の若夫婦が老爺に襲われ、夫が死亡し妻は襲撃者に略取され行方不明となる事件が起きる。幼い頃、姉を殺害されたことがきっかけで刑事となった佐坂湘は、くせ者ながら優秀さで知られる警視庁捜査一課の北野谷輝巳と組んで、消えた女性の行方を追うが…『死刑に至る病』『虜囚の犬』の俊英がストーカー犯罪を題材に描く衝撃作!
著者等紹介
櫛木理宇[クシキリウ]
新潟県生まれ。2012年、『ホーンテッド・キャンパス』で第十九回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。同年、『赤と白』で第二十五回小説すばる新人賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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