出版社内容情報
美しく逞しい継母が父を殺した。女子高生の瑠璃はそう確信していたが、証拠はなく警察も信じてくれない。あんな女と一緒に暮らすなんて耐えられない、わたしはお父さんの元に行く。瑠璃は自殺の名所として知られる森に出向くが、“幽霊”の裕章と出会う。彼は瑠璃に自殺を思いとどまらせ、継母が殺した証拠を見つけようと提案する。見つからなければその時死ねばいいと。今日から一週間後。それが瑠璃の自殺予定日となった――。疑念と嘘で絡み合う母娘が迎える結末は?! 大ヒット『暗黒女子』の作者が放つ、一気読み必至の傑作ミステリ!
内容説明
「美しく強かな継母が父を殺した」父の死後、生命保険金と遺産、そして順風満帆のビジネスを引き継ぎ、生き生きと活躍を始めた継母の姿に、女子高生の瑠璃はそう確信する。けれど誰にも信じてもらえない。天涯孤独となった瑠璃は、死をもって継母の罪を告発するため、自殺の名所と言われる山奥で首を吊ろうとし―そこで幽霊の裕章と出会った。彼は継母の罪の証拠を見つけようと提案する。期限以内に見つからなければその時死ねばいいと。今日から六日後―それが瑠璃の自殺予定日となった。すべての予想を裏切る、一気読み必至の傑作ミステリ!
著者等紹介
秋吉理香子[アキヨシリカコ]
兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ロヨラ・メリマウント大学院にて、映画・TV製作修士号取得。図書館司書として勤めた経歴をもつ。2008年、「雪の花」で第三回Yahoo!JAPAN文学賞を受賞。2009年、受賞作を含む短編集『雪の花』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風眠
いつでも母さん
おしゃべりメガネ
ナイスネイチャ
だんじろー