B(ビリヤード)ハナブサへようこそ

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488025472
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「ビリヤードハナブサ」の常連客たちはプレーせずに、不思議な事件について議論することもしばしばだ。そして今日もまた、推理談義に花が咲く。第24回鮎川哲也賞受賞作。

内容説明

僕―中央―は、大学院に通いながら、元世界チャンプ・英雄一郎先生が経営する、良く言えばレトロな「ビリヤードハナブサ」でアルバイトをしている。ビリヤードは奥が深く、理論的なゲームだ。そのせいか、常連客たちはいつも議論しながらプレーしている。いや、最近はプレーそっちのけで各人が巻き込まれた事件について議論していることもしばしばだ。今も、常連客の一人が会社で起きた不審死の話を始めてしまった。いいのかな、球を撞いてくれないと店の売り上げにならないのだが。気を揉みながらみんなの推理に耳を傾けていると、僕にある閃きが…。この店には今日もまた不思議な事件が持ち込まれ、推理談義に花が咲く―。事件解決の鍵はビリヤードにあり。安楽椅子探偵、中央のデビュー戦。第24回鮎川哲也賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

111
連作短編集。2作目の最新刊が面白そうなんで予約している間にデビュー作を初読み。安楽椅子探偵モノでビリヤードのプレーをヒントに謎を解決していく様がイイ感じ。2016/07/03

BlueBerry

74
鮎川哲也賞受賞作品。最近流行りのお店推理物の典型的パターンでした。今回はビリヤード場を舞台にして事件を推理していきます。ビリヤード場という場所設定が新鮮さをもっと醸し出すのかと思いきや、ビリヤード自体については極々表面的で浅くしか触れていないので、その部分で戸惑うことは少ないかと思います。私としてはもうちょっと専門的に突っ込んだほうが面白い物が出来たように思います。(その代わり少し普遍性は損なわれるかもしれませんが)全体的には可も無く不可も無い感じ。2015/01/19

Koichiro Minematsu

43
ビリヤードに少年探偵コナンをプラスしたような小説。ビリヤードの世界は詳しく書かれていると思います。2022/05/06

ミーコ

42
好きな作家さんが絶賛 と書いて有ったので 期待しすぎたかも❔ 面白なくはないけど、あまり新鮮味が無かった様に感じた。引き込まれる事もなく 終わってしまいました。ストーリーとしては良いと思うんだけど、もう少しパンチが欲しがったかな?2014/12/05

koba

30
★★☆☆☆2019/06/09

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