出版社内容情報
現在、国内でたった二例の極彩色壁画をもつ高松塚古墳とキトラ古墳。両古墳は、いつどのようにして築かれたのか。なぜ壁画を描いたのか。
最新の研究成果を盛り込み、考古学をはじめ文化財化学、美術史学、天文学など諸分野から壁画古墳築造の意義にせまる。
内容説明
現在、国内でたった二例の極彩色壁画をもつ高松塚古墳とキトラ古墳。両古墳は、いつどのようにして築かれたのか。なぜ壁画を描いたのか。最新の研究成果を盛り込み、考古学をはじめ文化財科学、美術史学、天文学など諸分野から壁画古墳築造の意義にせまる。
目次
第1章 極彩色古墳壁画の発見(高松塚古墳壁画の発見;キトラ古墳壁画の発見 ほか)
第2章 壁画発見の余波(高松塚古墳・キトラ古墳の特徴;考古学以外の学問分野への影響 ほか)
第3章 壁画の保存をめぐって(高松塚古墳壁画のとり出しに至る経緯;キトラ古墳壁画のとり外しに至る経緯)
第4章 近年の調査成果が語る新事実(古墳の構築過程;石室の構築技術 ほか)
第5章 未来に伝える(高松塚古墳・キトラ古墳の歴史的意義;未来に伝えるために)
著者等紹介
廣瀬覚[ヒロセサトル]
1975年、島根県生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程修了、博士(文学)。独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所都城発掘調査部飛鳥藤原地区考古第一研究室長
建石徹[タテイシトオル]
1969年、東京都生まれ。東京学芸大学大学院理科教育専攻(文化財科学コース)修了、博士(学術)。独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所保存科学研究センター長、同機構文化財防災センター副センター長を併任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
月をみるもの
紫草
もだんたいむす
坂津