内容説明
本書は、「一般システム理論」の観点に立って、自然の各システムがこれら2つの機能を確保するための共通した制御パターンを備えていることを明らかにし、システムの総体的な把握を可能にする自然観を提供する。さらには、システムの「病い」や進化の問題、こういった制御パターンの社会システムへの拡張の問題も考察する。
目次
第1章 システムの同型性
第2章 原子系
第3章 細胞システムにおける情報交換
第4章 大脳半球間の相互作用
第5章 創発形質と不均衡による「病い」
第6章 自然システムの進化の諸段階
第7章 家族システム
第8章 社会システム
第9章 FCC核モデル
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