温かな手

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温かな手

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488024338
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

大学の研究室に勤める畑寛子の同居人・ギンちゃんは名探偵。サラリーマンの北西匠の同居人・ムーちゃんも名探偵。人間離れした二人は、彼らが遭遇した殺人事件や騒動を、鮮やかに解き明かす!一風変わった名探偵とそのパートナーが活躍する、著者渾身の連作集。

著者等紹介

石持浅海[イシモチアサミ]
1966年愛媛県生まれ。九州大学卒。鮎川哲也編『本格推理』への投稿、入選を経て2002年、光文社のカッパ・ノベルス新人発掘企画「KAPPA‐ONE」の第一期生として『アイルランドの薔薇』で長編デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むっちゃん✿*:・゚

47
[図書館本]人間ではない「ギンちゃん」と「ムーちゃん」。この飽食の時代に人間の余剰エネルギーを吸収してくれる種族なのだそうです!私の余剰エネルギーも吸い取って頂きたいです!!(笑)彼らの好むエネルギーは綺麗な魂の人のエネルギーだそうで……私の所には来ていただけなそうですf(^^;いつもの石持さんらしい短編連作でしたが、最後の(表題作でもある)温かな手は思わずウルっときてしまった~(T-T)たまたま手に取った本ではありましたが、とても面白かったです♪2015/03/20

ブルームーン

32
結構な数の殺人事件が起きてるんだけど、なぜかほっこりしてしまう。人の生命力を手から吸い取る事によって生きる謎の生命体「ギンちゃん」と「ムーちゃん」。それぞれと同居する寛子と北西。多くを語らずとも、最終章でのギンちゃんの行動の意味が理解できた二人はさすが。2014/12/25

カロリーナ

31
☆4 大学の研究室に勤める畑寛子と、サラリーマンの北西匠のそれぞれの同居人であるギンちゃんとムーちゃんは、人間の生体エネルギーを吸って存在する謎の生命体。彼らは、宿主である寛子や匠が遭遇した殺人事件や騒動を鮮やかに解き明かしてみせる。一風変わった名探偵たちとそのパートナーが活躍する7編収録の連作短編ミステリー。Pさんが絶賛していて気になっていた作品。なかなか出会うことのない設定で、とっても面白かったです。ギンちゃん3編、ムーちゃん3編、最後の表題作で二組が集うという構成も巧い。今まで読んだ石持さんの作品と2014/11/23

tetsu

24
★4 ギンちゃんとムーちゃんが明晰な頭脳で事件を解決する。石持浅見ならではの設定も見事という他なく、ラストも満足な読書でした。 連作短編でしっかりと終わっているので、NHKドラマ10かなんかで映像化してほしいものですね。2019/04/04

あー

20
SFチックな設定だけど、なんだか身近に感じられて面白かった。だけど、最後は本当に切なかった。それにしても、人が死にすぎだなぁ。2017/12/12

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