出版社内容情報
組織の全体的リスク管理を扱うアクチュアリーの基礎を定量的に解説
〔内容〕
序説/金融機関の種類/利害関係者/内部環境/外部環境/プロセスの概観/リスクの定義/リスクの特定/有用な統計量/確率分布/モデル化技法/極値論/他
目次
ERM序説
金融機関の種類
利害関係者(ステークホルダー)
内部環境
外部環境
プロセスの概観
リスクの定義
リスクの特定
有用な統計量
確率分布〔ほか〕
著者等紹介
松山直樹[マツヤマナオキ]
1981年大阪大学理学部数学科卒業。現在、明治大学総合数理学部現象数理学科教授。博士(理学)。日本アクチュアリー会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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CERA試験の指定テキスト。通称Sweeting本。翻訳にあたって原著の誤植も反映している。とのことなのだが、如何せん翻訳がひどい。特に1〜5、18章。一昔前の翻訳サイトにかけてそのまま載せたのではないか、と疑いたくなるくらいである。また、訳語が統一されていない。例えばアップサイド・リスク、ダウンサイド・リスクがそれぞれ上方リスク、下方リスクとまるで統一感がない。翻訳チームは日本語としての語感を感じなかったのか。時間がなかったのかもしれないが、値段の割に質が悪い。なお、この原著は2017年8月に2版が出る2017/08/15