本格ミステリ・ベスト100―1975‐1994

本格ミステリ・ベスト100―1975‐1994

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784488024215
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

1975年から1994年までの20年間に出版された現代本格ミステリの主要作品100点を厳選、紹介したガイドブック。巻末に人名索引、題名索引が付く。

目次

山口雅也『生ける屍の死』
京極夏彦『姑獲鳥の夏』
島田荘司『占星術殺人事件』
笠井潔『サマー・アポカリプス』
竹本健治『匣の中の失楽』
泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽』
笠井潔『哲学者の密室』
綾辻行人『霧越邸殺人事件』
北村薫『空飛ぶ馬』
連城三紀彦『戻り川心中』〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めしいらず

55
再再再…読。社会派に圧されていた本格ミステリが空前の横溝ブームで復権し始める1975年から、新本格を経て、更に進化を遂げる1994年まで。綾辻行人、二階堂黎人、北村薫、法月綸太郎、京極夏彦、山口雅也、麻耶雄嵩ら新本格以後の作家だけでなく、それ以前の島田荘司、笠井潔、連城三紀彦、泡坂妻夫、天藤真、竹本健治、岡嶋二人らベテラン作家、そして山田風太郎翁の作品も負けじと上位に並び、バランスが良く楽しいランキングだ。それにしても新本格の勃興から30年。新顔だった作家たちも今やミステリ文壇の重鎮。いやはや、である。2017/09/24

Tanaka9999

10
1997年発行、東京創元社の単行本。ベスト100というのはグループでも個人でもベストを作ったりするのは楽しいお遊びかもしれない。まぁ、本を出す側としては販促としての意味もあるかもしれない。当然有名どころばかりなので、一度は読んでみたらいい本として受け取っておく。2025/02/16

Tetchy

3
毎年刊行される『本格ミステリ・ベスト10』の根幹を成すガイドブックであり、東京創元社が刊行した事もあってか、100冊の選出には些か首肯できない部分もある。批評を捏ね繰り回してその作品が選出された妥当性を捻出しようとしているようにも感じた。他にも選ばれるべき作品はあるはずなのだが…。2009/03/21

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