出版社内容情報
小学校卒業以来の再会。
長閑な過疎の町の思い出は、
それぞれの「嘘」で反転する――
新人離れした豊富なアイディアと展開で描く、?嘘つきたちの競演”
第1回創元短編ミステリ短編賞受賞作を含む、デビュー短編集
過疎化が進んだ町で小学校時代を過ごした大地は、二十年以上前の卒業以来初めて東京で同級生二人と再会する。虫取りやスイカ割りなどのノスタルジックな思い出話は、自然と五年生の時に起こった事故の話に移っていく。リーダー格の少年・翔貴が沼に落ちて昏睡状態となり、目覚めぬまま最近亡くなった水難事故の真相とは? 第一回創元ミステリ短編賞受賞作「嘘つきたちへ」など、全五編の“嘘つきたちの競演”。注目新人のデビュー短編集。
■収録作品
「このラジオは終わらせない」
「ミステリ好きな男」
「赤い糸を暴く」
「保健室のホームズ」
「嘘つきたちへ」
内容説明
過疎化が進んだ町で小学校時代を過ごした大地は、二十年以上前の卒業以来初めて東京で同級生二人と再会する。虫取りやスイカ割りなどのノスタルジックな思い出話は、自然と五年生の時に起こった事故の話に移っていく。リーダー格の少年・翔貴が沼に落ちて昏睡状態となり、目覚めぬまま最近亡くなった水難事故の真相とは?第一回創元ミステリ短編賞受賞作「〓つきたちへ」など、全五編の“〓つきたちの競演”。注目新人のデビュー短編集。
著者等紹介
小倉千明[オグラチアキ]
1984年山口県生まれ。神戸大学卒。2023年、会社員として働く傍ら投じた「嘘つきたちへ」が第1回創元ミステリ短編賞を受賞(同時受賞は、水見はがね「朝からブルマンの男」)。本書が本格的なデビューとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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