ミステリ・フロンティア<br> まるで名探偵のような―雑居ビルの事件ノート

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ミステリ・フロンティア
まるで名探偵のような―雑居ビルの事件ノート

  • 久青 玩具堂【著】
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  • 東京創元社(2023/06発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488020217
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

高校生の日常に現れた、
“名探偵”という非日常。

探偵事務所、占いの館、古書店――雑居ビルの店子が持ち込む奇妙な謎。
『子ひつじは迷わない』の著者が描く、高校生コンビの推理!

高校生の小南通(こなみとおる)は、雨宿りに入った雑居ビルの喫茶店で〝名探偵〟に出会った──。探偵事務所、占いの館、古書店など、ビルに店を構える店子が喫茶店に持ち込む奇妙な謎の数々。日常に退屈していた小南は謎解きに挑むが、正解に辿り着くのは決まって喫茶店店主の娘、三津橋芹(みつはしせり)だった。
会社員の身辺を調べ回る偽探偵の目的、失踪した大学生の行方を日記だけを手がかりに捜す、古書に記された江戸時代の秘剣密室殺人の真相など、トリッキーな難問に挑む高校生コンビの推理と、店子たちのほろ苦い人生模様を描く連作短編集。

■目次
第一話 「名刺は語らない」
第二話 「日記の読み方」
第三話 「不死の一分」
第四話 「パック寿司とハムレット」
第五話 「名探偵の死角」

内容説明

高校生の小南通は、雨宿りに入った雑居ビルの喫茶店で“名探偵”に出会った―。探偵事務所、占いの館、古書店など、ビルに店を構える店子が喫茶店に持ち込む奇妙な謎の数々。日常に退屈していた小南は謎解きに挑むが、正解に辿り着くのは決まって喫茶店店主の娘、三津橋芹だった。会社員の身辺を調べ回る偽探偵の目的、失踪した大学生の行方を日記だけを手がかりに捜す、古書に記された江戸時代の秘剣密室殺人の真相など、トリッキーな難問に挑む高校生コンビの推理と、店子たちのほろ苦い人生模様を描く連作短編集。

著者等紹介

久青玩具堂[ヒサオガングドウ]
千葉県出身。2010年、玩具堂名義の「なるたま~あるいは学園パズル」で第15回スニーカー大賞“大賞”を受賞。受賞作を改題したデビュー作『子ひつじは迷わない』がシリーズ化され、人気を博す。本書が久青玩具堂名義での初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

149
雑居ビルにある喫茶店主の娘が、客の持ち込む奇妙な謎を解いていく形式の連作短編集。ありふれた安楽椅子探偵ミステリのつもりで読んでいくと、何か違和感がつきまとう。ヒロインの提示する真相に簡単に納得できず、この段階で終わると失敗作に思えるのだ。そこで話を持ち込んだ依頼主の回想が続き、ティーンにはわからない大人の裏事情が語られる。題名通り「まるで名探偵のように」決着したはずが、論理ではなく感情で動く世の現実を突きつける。ミステリには不可欠な事件解決に伴うカタルシスを拒み、善悪を明確にできない世の有様を見せつける。2023/12/02

さっちゃん

50
5話からなる連作短編集。高校生の小南は雨宿りに雑居ビルの一階にある喫茶店「るそう園」に立ち寄る。そのビルの店子である探偵事務所や古書店、占いの館の人達が話すちょっとした謎について小南も一緒に推理をするようになるが、決まって謎を解くのは喫茶店店主の娘でちょっと無愛想な芹だった。と、ここまでは目新しい設定ではないけれど、Bパートとして謎を解いた後に語られる店子達の人生模様が物語にグッと深みを出してくれる。こんな居心地の良さそうな喫茶店、近所にあったらいいな。小南と芹の今後も気になるし、続編楽しみに待ちます。2023/08/11

rosetta

34
★★★☆☆小南通が高校をサボってたまたま入った喫茶店。五階建てのビルには探偵や占い師、古本屋などが入居して店に入り浸っている。個性豊かな面々が持ち込まれる謎を弄り回すが、マスターの娘芹が独特の思考で鮮やかに解決を導く。本人は他に合理的な解釈が見つからないだけでこれが真相とは限らない、と言いながら。五篇の終わりには夫々のキャラの短いエピソードが造詣を深めている。これだけ作りこんだキャラを一冊で終わりにするのは勿体ないだろう。初読みの作家さんだがもう十年選手らしい。それにしてはちょい厨2ぽく青臭くてイイ(笑2023/09/13

よっち

34
雨宿りに入った雑居ビルの喫茶店で同じ高校生の名探偵・三津橋芹の存在を知った小南通。トリッキーな難問に挑む高校生コンビの推理と、店子たちのほろ苦い人生模様を描く連作短編集。会社員の身辺を調べ回る偽探偵の目的、日記だけを手がかりに捜す失踪した大学生、古書に記された秘剣密室殺人、夫の浮気疑惑と肉が食べられない理由、亡くなった映画監督のヒロインのモデル探し。探偵や占い師、古本屋といった個性的なキャラも絡めながら、小南と一緒に謎を解き明かす中で、失っていた感情を少しずつ取り戻してゆく芹の変化がなかなか印象的でした。2023/06/29

しぇん

30
玩具堂先生の五編の短編連作ミステリー。中の登場人物が意外な繋がり方をしていたりするのは凝っているなと。謎を淡々と解いていくヒロインですが徐々に人間らしい感情みせてくれるようになり、最後の一編はタイトルから察せられる構成のままでしたが、こうでないと謎のキャラのままでしたから、良かったのかなと2024/02/03

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