内容説明
「マハラジャのルビー」事件から六年。サリーは財政コンサルタントとして、忙しい毎日をすごしていた。冒険を共にしたフレッド、ジムとはいい仲間だし、シャカという忠実な犬もいる。そんなある日、サリーのオフィスにひとりの老婦人が訪ねてきた。二年前にサリーの薦めで投資をした先の海運会社が倒産、老後の貯えをすべて失ってしまったのだという。背後に見え隠れする、謎の大富豪の存在。やがて事件は、巨大な渦となって、彼らを巻き込んでいく…。名作“ライラの冒険”にも負けないスケールと感動。ヴィクトリア朝冒険物語第二弾。フェニックス賞オナー賞受賞作。
著者等紹介
プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ][Pullman,Philip]
1946年イギリスのノリッジ生まれ。イギリス、ジンバブエ、オーストラリアを転々としたのち本国にもどり、オクスフォード大学エクセター・コレッジで英文学を学ぶ。その後、教鞭をとるかたわら児童書を執筆。1982年にCount Karlsteinを発表したのち、この“サリー・ロックハートの冒険”四部作を書きはじめる。その後1995年から“ライラの冒険”三部作(新潮社)を発表、第1巻の『黄金の羅針盤』ではカーネギー賞、ガーディアン賞を、第3巻の『琥珀の望遠鏡』ではウィットブレッド賞児童書部門と最優秀賞を同時受賞するという快挙をなしとげた。『サリー・ロックハートの冒険』シリーズで、フェニックス賞オナー賞受賞
山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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