内容説明
児童文学の黄金時代、ヴィクトリア朝の英国で編纂された古典童話集。「けものを従えた三人の王子」「あかつきの妖精」「リュートひき」「たまごから生まれた王女」など計20編収録。
著者等紹介
ラング,アンドルー[ラング,アンドルー][Lang,Andrew]
1844‐1912。スコットランドのセルカーク生まれ。民俗学者、作家、編集者。スコットランドのセント・アンドリューズ大学、グラスゴー大学をへてオックスフォード大学に学び、同大学マートン・カレッジの特別研究員になる。のちにロンドンでジャーナリストとして活躍、ロングマン社の編集顧問となる。昔話の蒐集再話のほか、翻訳や詩作をし、創作童話。伝記、それに多数のエッセイや書評記事も書いた
西村醇子[ニシムラジュンコ]
青山学院大学文学研究科博士後期課程満期退学。白百合女子大学ほか非常勤講師、日本イギリス児童文学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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cecilia
4
「男になりすました王女」はまさかのラストだった。それで本当に良いのか?王女!「けものを従えた王子」は最後に珍しく次男が活躍。「長鼻の小人の物語」は料理が印象的。私のお気に入りは「野うさぎを集めたイェスパー」「モガルゼアとむすこ」。2011/10/11
北風
2
「男になりすました王女」まさかの結末に度肝を抜かれた。毎回毎回似たような話のオンパレードなのに、どうして読んでしまうのだろう? まさかの結末が欲しいわけじゃないんだけど、ね(苦笑)。これだけある話の中の一つと数えれば、童話の魅力の一つなのかなあ。2012/08/05
すばる
2
「人食いヌンダ」あ、鳥の羽根使わないんだ…と思ったw2012/04/09
ふたば
0
東欧あたりの昔話おもしろい。トントラヴァルドのお話、リュートひき、たまごから生まれた王女、あるガゼルの物語、長鼻の小人の物語、男になりすました王女、モガルゼアとむすこ、がお気に入り。2015/04/08
片中多恵
0
東欧の話が多目。「男になりすました王女」、まさかの結末にびっくり。国のお父さんが泣くんじゃなかろうか…。2013/07/29
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