東京創元社・ミステリ・フロンティア
インディアン・サマー騒動記

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488017644
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「もしかして俺たち──遭難してるのかな」
「遭難と決めるのはまだ早い。要は気の持ちようだ」
軽い気持ちで登った山で道に迷い、その夜無人駅に泊まる羽目に陥った大学生・佐倉とその友人・高瀬は、廃屋と思い込んでいた駅前の建物〈三上理髪店〉に深夜明かりが灯っているのを目撃する。好奇心に駆られた高瀬は佐倉が止めるのも聞かず、理髪店のドアを開けてしまう。そこには……

第四回ミステリーズ!新人賞受賞作の「夜の床屋」ほか、子供たちを引率して廃工場を探索することになった佐倉が巻き込まれる、真夏の奇妙な陰謀劇「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」など全七編。「日常の謎」に端を発しながら予期せぬ結末が用意された、不可思議でチャーミングな連作短編集。

内容説明

「もしかして俺たち―遭難してるのかな」「遭難と決めるのはまだ早い。要は気の持ちようだ」軽い気持ちで登った山で道に迷い、その夜無人駅に泊まる羽目に陥った大学生・佐倉とその友人・高瀬は、廃屋と思い込んでいた駅前の建物“三上理髪店”に深夜明かりが灯っているのを目撃する。好奇心に駆られた高瀬は佐倉が止めるのも聞かず、理髪店のドアを開けてしまう。そこには…第四回ミステリーズ!新人賞受賞作の「夜の床屋」ほか、子供たちを引率して廃工場を探索することになった佐倉が巻き込まれる、真夏の奇妙な陰謀劇「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」など全七編。“日常の謎”に端を発しながら予期せぬ結末が用意された、不可思議でチャーミングな連作短編集。

著者等紹介

沢村浩輔[サワムラコウスケ]
1967年大阪府生まれ。阪南大学経済学部卒業。2006年、「『眠り姫』を売る男」で、第三回ミステリーズ!新人賞最終候補作に選出される。次いで翌07年、同賞に投じた「インディアン・サマー騒動記」(受賞作掲載時に「夜の床屋」に改題)で、無駄のない構成と語り口の妙を高く評価され、第四回ミステリーズ!新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

89
改題して文庫化したら話題になったという【夜の床屋】山道の先の廃屋で何故に深夜に床屋が営業するの!?とか、ベッドで寝ているその下の絨毯をどうやって盗むの!?とか、読み始めは興味津々なんだけど、その真相がどうにも、ややこしい。ここまでせんとならんのだろうか。ちょっとこじつけと紙一重かな。続き物の後半の3編は何とも不思議な雰囲気で惹き付けられた。エピローグで「ええ!?そうなの!?」と一瞬どきんとしたけど、よく考えるとやっぱり無理があるような…そんな気がしてしまった。2015/04/21

紫綺

88
文庫本改題「夜の床屋」にて読了。???がイッパイの連作短編、ミステリーのホラー添え。2017/10/01

nyanco

38
ミステリーズ新人賞受賞作「夜の床屋」は、佐倉と高瀬、二人のキャラもコンビネーションも良い。日常の謎系でありながらも、結構、大掛かりだったり…と作品に引き込まれていく。佐倉くんの日常の謎解き「絨毯」「ドッペンゲルガー」は、読みやすく面白かった。 しかし、後半の書き下ろしを含む「眠り姫」は作風が全く異なり非常に戸惑った。これも作品としてはあり、なのだと思うのですが…。 別々に出したほうが良かったのかも?しかしながらセンスを感じさせる新人作家さん、まだまだこれからの成長を楽しみにしています。 2011/05/04

キラ@道北民

23
連作短編集。「夜の床屋」というタイトルからもっとホラーテイストを想像していたが、現実的なミステリーでした。どの短編もパズルを組むように、これがダメならあれはどうだ?という感じで話が進み解決するので、すっきり読了できました。2015/11/06

りこ

22
日常をちょっぴり楽しくする秘訣は好奇心――山歩きで迷って偶然見つけた床屋での不思議な出来事に、同級生の絨毯消失事件。小学生とのドッペルゲンガー捕獲作戦の次は大きなお屋敷での宝探し。そして見つけたお宝は…日常の謎についてのお話かと思って読み進めていたらあれ?あれ!?と思う間にどんどんファンタジーな展開に。エピローグまで驚かされ、よく考えられてる一冊だなぁと感心しました。読み終わってから冷静に考えると多少無理矢理感がある気もしましたが、読みやすくて良かったです。2015/04/23

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