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東京創元社・ミステリ・フロンティア
蝦蟇倉市事件〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488017354
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。この街ではなぜか年間平均十五件もの不可能犯罪が起こるという。自殺の名所に、怪しげな新興宗教や謎の相談屋。不可能犯罪専門の刑事や、とんでもない市長、そして無価値な置物を要求する脅迫者―。様々な不可思議に包まれた街・蝦蟇倉へようこそ!今注目の作家たちが、全員で作り上げた架空の街を舞台に描く、超豪華競作アンソロジー第一弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

199
架空都市を舞台にしたアンソロジー。そのトリックって無理ないかって作品もあったが、伊坂さんのが自分的には一番好き。2014/12/10

kishikan

172
この本を図書館から借りた方は、帯や東京創元社のPRしおりが付いていないので気が付かなかった人もいるかもしれないが、創元社の特設サイトhttp://www.tsogen.co.jp/gamakura/があるよ!それを読むと、このアンソロジーがどのようにしてできたのかわかるし、地図もカラー版でより一層楽しめる。このような企画は数あるミステリーの中でも異色だし、面白い。それにしても、やはりこの街のモデルは鎌倉市だよね。第2弾も期待が持てそうだ。2010/11/29

yu

163
ものすごい前に買ってものすごい放置していた1冊をやっと読了。 5人の作家たちが、架空の街「蝦蟇倉(がまくら)」を舞台に描くアンソロジー第1弾。 伊坂さんの「浜田青年ホントスカ」と道尾さんの「弓投げの崖を見てはいけない」がズバ抜けておもしろかった。それぞれのストーリーに関連があるのも珍しい。何より、登場する名所やらお店やら地名やらが面白すぎる。「スーパー・ホイホイ」って(笑)。ミステリーながらクスっと笑える箇所が随所にあって、ライトさが心地いい。 何より「蝦蟇倉」って漢字変換できんわ(笑)。2012/10/28

れいぽ

129
【コメント中ネタバレあり】すごいアンソロジーだーw道尾さん、伊坂さん以外は初めましてなんですが5つの短編が上手く呼応していて、小さなリンクも楽しいです。これも蝦蟇倉市という磁場のなせるワザでしょうか(笑)トップバッター道尾さんは流石のミスリード。途中でびっくりしました。最後も実は単純に考えていたんですが跳ねられちゃったのはあの人なんですねぇ…。(ググって調べた)でも後から別の作品に出ていたので軽症だったのかなぁと。軽妙な伊坂さん、本格の大山さん、緻密な福田さん、バカミスの伯方さん。面白かったです!2011/02/10

ミナコ@灯れ松明の火

126
架空の街を舞台に、違う作家さんたちが共演。なんて楽しい企画!!道尾さんと伊坂さんの競演を目当てに買ったせいか、おふたりの物語が飛びぬけて巧く、面白いように感じられたのは贔屓目の成せる業なのか・・・。ベクトルの向きが全く違う物語なので、ミステリーの幕の内弁当的にも楽しめた。「伊坂幸太郎」「道尾秀介」というのは、すでに一つのジャンルだな、と思う。・・・これもファンの贔屓目でしょうか。2010/11/16

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