出版社内容情報
母親と妹と一緒にロンドンにやってきたリヴ。いきなり投げ込まれた新しい家族(母親の新しい恋人の家で!)と新しい学校に必死で溶け込もうとする毎日だ。そんなある晩見た妙にリアルな夢の中で、リアは学校で人気者の美形ぞろいの男子4人組に遭遇する。どういうわけか彼らの夢に迷いこんでしまったらしい。夢の中とはいえ、なんで揃いも揃って墓場にいるのだろう……。『紅玉は終わりにして始まり』で人気の著者の、新三部作開幕!
ケルスティン・ギア[ケルスティン・ギア]
著・文・その他
遠山明子[トオヤマアキコ]
翻訳
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
53
三部作の第一作目。今回は‘夢’を舞台にした物語。面白かったーーー。最後まで一気に読み切った。主人公リヴは15歳、昼間の舞台は学校。日本でいうところの中高一貫校になるのかな。学園モノ+ファンタジー(黒魔術系?!)、おまけに出てくる男の子たちは学校一の人気者グループで美形揃い。(某漫画を彷彿とさせる4人組!) まだまだ謎だらけで続きが楽しみ。2019/01/11
ゆう
25
三部作開幕。昨年30ページくらい読んで進まずに寝かしてしまった。今年中には読了を…!とリベンジで読み始めたら今回は進む進む。よかった。母と妹とロンドンに引っ越したリヴ。新しい学校で出会う美形4人組。4人組…ん?F4か?(笑)なんてことはさておき、扉の向こうの夢の世界で起こる不思議な出来事。謎が謎を読んで謎だらけ。しかしリヴの相手になるのはグレイソンだと思ってたわ、私。海外物でよくある“目をぐるり”。この作品では“目をくるくる”とあって黒目をくるくるくるくるしてる変なイメージを思い浮かべちゃうんですから。2019/11/06
くみ
19
図書館の新着リストよりタイトルと装丁で選びました。そしたら女子高生ファンタジーでビックリした!!家庭設定が複雑、あやしげな魔術、呪い、他人の夢の中に潜入、がある一方で昼間は高校生活。お約束の「イケメン集団☆」登場、スマホ、ダンスパーティ。。外国って本当に今でも社交ダンスのパーティなんてものがあるんだ!と文化の違いに愕然とする。タキシードと燕尾服の違いなんて分からん!初めから終わりまでテンション高めのお話でした。以下続刊の様子。ドイツは固いイメージがあったけど、ラノベもあるんだー!とちょっと感動しました。2018/07/30
かもめ通信
19
書評サイト本が好き!を通じての頂き物。楽しみにしていた“時間旅行者の系譜”シリーズのケルスティン・ギアの新シリーズは15歳の少女が主人公。いかにもティーンエイジャー向け!という気がしないでもない展開ではあるけれど,夢の扉の設定はさすがに魅力的。この先ぐっと大人びてくるのか,三部作の続きに注目したいところ。2018/06/13
翔(かける)
18
おもしろかった〜(ため息)。最初は人物紹介が長かったので「早く核心に迫ってくれないかなあ」と思っていたけど、読み終わった今となっては、その時の私が間違っていたことを認めます(笑)。夢の世界には人それぞれに扉があって、その中に入ると本人の夢を体験できてしまう…魅力的な設定だなあと思わずにいられません。私の夢の扉はどんなだろう?と考えるとワクワクします。2巻がどんな展開になるのかまったく想像がつかない!時間をおかず読みます⭐︎2021/05/31
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