出版社内容情報
孤児の少年ロウニーは、魔女グラバの家で暮らしていた。ある日街に出かけたロウニーは、ゾンベイ市では禁止されている、芝居を上演するゴブリンの一座に出会う。そこで彼が耳にしたのは、行方不明になっている兄の噂だった。機械仕掛けの身体を持つ人々、鳥の脚で移動する家に住む老魔女、仮面をかぶったゴブリン一座、洪水におびえる人々。全米図書館賞受賞。ル=グウィン、ピーター・S・ビーグルも称賛した、注目のファンタジー。訳者あとがき=斉藤倫子
内容説明
孤児の少年ロウニーは、ゾンベイ市の南側にある、魔女グラバの家で暮らしていた。グラバはロウニーの親でも祖母でもない。みなしごたちを集めて動き回る家に住んでいる、不思議な老婆だ。ある日グラバの使いで街に出かけたロウニーは、ゾンベイでは禁止されている、芝居を上演するゴブリンの一座に出会う。どうしても芝居が見たくなり、必死でもぐりこんだゴブリンたちのところでロウニーが耳にしたのは、行方不明になっているたったひとりの兄ロウワンの噂だった…。機械仕掛けの体をもつ奇妙な人々、ゴブリン一座の謎の仮面劇、洪水におびえるゾンベイ市。グラバの家を逃げだしたロウニーは、兄に会うことができるのか?全米図書賞受賞。ル=グウィン、ピーター・S・ビーグルも称賛した、注目のファンタジー。
著者等紹介
アレグザンダー,ウィリアム[アレグザンダー,ウィリアム] [Alexander,William]
米オベリン・カレッジで演劇と民俗学を、バーモント大学で英語を学ぶ。現在はミネソタ州ミネアポリスで教師をしつつ創作活動をしている。雑誌に短編をいくつも発表した後、『仮面の街』で長編デビュー、いきなり2012年の全米図書賞を受賞した
斎藤倫子[サイトウミチコ]
1954年生まれ。国際基督教大学語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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詩歌
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