出版社内容情報
日本人よりも日本に詳しいイギリス人歴史家・英語教育者が、卑弥呼から緒方貞子まで、日本の歴史をつくった女性たちを「英語」と日本語対訳で紹介。
好評『英語で読む 外国人がほんとに知りたい日本の文化と歴史』の続編。
今度は日本史上の女性たち(一部外国人も含む)を取り上げて英語と日本語対訳で紹介します。
卑弥呼、紫式部など基本的な人物を押さえつつ、葛飾応為、川上貞奴などの表現者、さらにベアテ・シロタ・ゴードン、緒方貞子など現代日本・世界に影響を与えた人物も取り上げます。
外国人に語りたくなるような「日本の歴史雑学」を読みながら、英語の「長文読解力」と単語・熟語力が身につき、さらにリスニング力も鍛えられます。
英文のレベル設定は、大学1‾2年生程度で、現代的テーマ性と英語学習書としての実用性を兼ね備えた一冊です。
内容説明
イギリス人歴史家が、卑弥呼、北条政子、葛飾応為から、川上貞奴、津田梅子、緒方貞子まで、日本の歴史をつくった女性20人を「英語」と日本語対訳で解説。
目次
1 本書の使い方・効果的な学習プラン
2 世界が憧れる日本の女性文学・芸術(清少納言;紫式部 ほか)
3 世界と日本をつないだ女性たち(細川たまガラシャ;マリア・ギオマール・デ・ピーニャ ほか)
4 海外で活躍した日本人(田川マツ;青山光子 ほか)
5 外国人に教えたい日本史上のヒロイン(卑弥呼;推古天皇 ほか)
著者等紹介
ロックリー,トーマス[ロックリー,トーマス] [Lockley,Thomas]
1978年、イギリス生。歴史家、英語教育者、日本大学法学部准教授。シェフィールド大学(イギリス)で外国語教員免許取得(PGCE)、オープン大学(イギリス)大学院修了(MA Ed.)、2000年来日。授業では、国際的な視点からの日本史を扱う。著書に、『信長と弥助―本能寺を生き延びた黒人侍』(太田出版、2017年)、同書を元にしたアメリカ版African Samurai(Harper Collins,Hanover Square Press、2019年)も出版され各国で話題となる。NHK、CNN、BBCなどのTV出演や記事掲載も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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