五木寛之セレクション〈3〉異国ロマンス集

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五木寛之セレクション〈3〉異国ロマンス集

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  • サイズ 46判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487814503
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

出版社内容情報

五木寛之のテーマ別作品集、第3弾!

第3巻目は、【異国ロマンス集】として、ソ連の国境地帯カレリアの哀しみ、ソフィアの村に残されたロシアイコン(聖像画)など、戦争と革命、民族の哀愁を伝える歴史ロマン小説6篇を収録。
巻末には、四方田犬彦との対談解説を掲載。

【収録作品】

『霧のカレリア』(1967年)
かつてフィンランドとソ連の国境地帯であったカレリア。領土を奪われた民族の哀しみと誇り。

『ソフィアの秋』(1968年)
ブルガリアの首都ソフィアの村に残されたロシアイコン(聖像画)をめぐるロマンと幻想。

『夏の恐れ』(1967年)
ノルウェー娘のジュリーはムンクの〈叫び〉に死の戦慄を覚える。ドイツに抵抗した家族の悲哀。

『赤い広場の女』(1967年)
美貌のウクライナ娘は、なぜ未来を捨てたのか。ドイツの占領がもたらした6歳の少女の悲劇。

『白夜のオルフェ』(1966年)
米軍基地の黒人下士官の血を引く少年と、誇り高きスウェーデン娘との純愛がもたらした結末は?

『ローマ午前零時』(1969年)
五月革命の混乱の中、私はCM祭での入賞を狙っていた。しかし私には、メーデー事件の過去があった。

内容説明

白夜の街に繰り広げられる愛と運命の物語。カレリアを舞台にした名作『霧のカレリア』、イコンをめぐる衝撃作『ソフィアの秋』を収録。著者初のテーマ別作品集、第3弾!

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年(昭和7年)9月福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引揚げ。52年早稲田大学ロシア文学科入学。57年中退後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で第10回吉川英治文学賞を受賞。2002年、第50回菊池寛賞、09年にNHK放送文化賞、10年に『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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OHNO Hiroshi

8
デラシネ。哀号。プラハの春。冷戦。久しぶりに五木寛之の今の姿の写真を見た。野坂昭如は、鬼籍に入ったなあ。2024/04/16

まんだよつお

4
「異国ロマンス集」と銘打って「霧のカレリア」「ソフィアの秋」「夏の怖れ」「赤い広場の女」「白夜のオルフェ」「ローマ午前零時」を収録。フィンランドのスオミ、カレリア。ノルウェーのオスロのムンク美術館、フログネル公園、スウェーデンのストックホルムのセルゲル通り、夏至祭り。北欧に憧れた若い頃。2024/04/12

RST

1
「霧のカレリア」と「白夜のオルフェ」が特に好き。どのタイトルも少し寂しげで美しい。エトランジェとしての主人公が無責任に安全圏に帰国するだけの話でなく、彼の国での体験を背負っているところがいい。2024/10/06

リスタ

1
異国ロマンス集と題されているが、メロドラマというだけではなく、主要人物の「女性」が、それぞれ母国の歴史の影を背負っており、複雑な事情を抱えて物語がスリリングなものになっています。北欧の国がいくつか舞台となっていますが、私たちの生活との違いも随所に描かれていて、色々と感じることか出来ました。久しぶりに色々とのめり込む作品集だった。2024/08/14

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