出版社内容情報
京都へ行ったら、早朝に行きたい名所を紹介。ふだんなら人ごみで気がつかない、早起きした人だけが見つけられる素敵な場所を解説します。
【著者紹介】
エッセイスト、作詞家
内容説明
掃除したての、昼間とは違った清々しさ。人目にさらされていない、初々しさのある時間帯。下鴨神社や東寺―有名なのに、そこには誰も知らない自分だけの空間があるかもしれない。早起きをすれば、旅行者の限られた時間を有効に使うことができる。人ごみが苦手な人にとっては、お気に入りの場所を見つけるいい機会でもある。著名な神社仏閣だけでなく、魅力的な通りや池なども紹介。
目次
桜を極めるなら
静かな紅葉に会うために
東山七条で、後白河上皇と平清盛に出会う
祇園ぐるりはんなりの奥を解く
法然上人ゆかりの寺
後水尾上皇の美意識を学ぶ
御所ゆかりの寺
祭ゆかりの社や寺を訪ねる
盂蘭盆会を体験する
川のほとりを歩く
京都駅から近い寺
禅寺を「面」で見る
修学旅行をやり直すなら
著者等紹介
麻生圭子[アソウケイコ]
エッセイスト。1957年大分県日田市生まれ東京育ち。1980年代、多くのアイドルのヒット曲を手がける。進行性の難聴のため、91年に作詞家から、エッセイストに。96年京都に転居(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろにゃんこ
30
場所が変わると眠れない人なので早朝からウロウロしています(^^ゞ東山の観光地の一角に住んでいるなんて羨ましい!でも大変か…。私も永観堂の阿弥陀さまをじっくり眺めました。2023/06/30
金吾
29
早朝散歩が好きですので「早朝に勝る穴場なし」という言葉は実感できます。朝は名所史跡もすいていてゆっくり出来ますし、一通りまわった後のご飯も美味しいです。地元でありながら知らない話もありますのでそれも良かったです。2024/03/07
ともとも
29
好き過ぎて何回か訪れている京都。 季節や朝や昼、そして夜でいろいろなの姿を見ていく京都の名所。 歴史や伝承を踏まえながらも、京都旅行を思い出しつつ、 さらには、行ったことのない名所への想いを馳せ、さらには早朝の姿を 思い描きながらも、まるで京都に訪れたかのような感覚に陥りながらも また京都に行きたくなってしまう病と、京都愛が益々募っていく そんな1冊でした。 2016/04/16
ニコン
23
著者の語り口調の文章は、いつもながらとても読みやすいです。旅行者にとっては朝一番に出かけられる場所は限られますが、この本を参考にして気になった場所を訪れてみたいです。今度、修学旅行に行く子供に助言してみようとも思いました。2014/04/25
B.J.
22
<京>行きたい・・・行けない・・・これで我慢♪2014/06/07