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出版社内容情報
昭和を代表する男8人を選び、その生きざまと時代を語り合う。『日本のいちばん長い日』『昭和史』など、「生きる昭和史」としてますます活躍する半藤一利と、男性に辛口なエッセイで大人気、『聞く力』の阿川佐和子が、自分の体験から独自に選らんだ「昭和の男」8人を選びました。「昭和の男とは何なのか」の議論は白熱、結論は意外な方向に……。
【目次】
① 鈴木貫太郎 昭和を救った男 (終戦時の首相) *半藤選定
② 植木等 昭和を笑わせる *阿川選定
③ 今村均 人徳について (インドネシア人に慕われ、戦後自ら戦犯として現地に赴いた海軍将校)*半藤選定
④ ウイリアム・ヴォ―リス 日本人のこころを生きる (建築家・日本に帰化)*阿川選定
⑤ 松本清張 全身小説家 *半藤選定
⑥ 小倉昌男 信じた男 (ヤマト運輸元社長) *阿川選定
⑦ 阿川弘之 頑固親父の一生 (阿川佐和子の父) *阿川選定
⑧ 半藤末吉 流転の人生 (半藤一利の父) *半藤選定
目次
対談のまえに―昭和の男について
鈴木貫太郎 昭和を救った男
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 日本に生きる
今村均 責任の取り方
植木等 真面目に無責任
松本清張 最後の約束
小倉昌男 企業人の幸福
阿川弘之 阿川家の昭和
半藤末松 流転―もはやこれまで
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5年、東京生まれ。作家。東京大学文学部卒。文藝春秋で「文藝春秋」編集長などを務めた。著書に『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『昭和史1926‐1945』『昭和史戦後篇1945‐1989』(毎日出版文化賞特別賞)など。平成27年菊池寛賞受賞
阿川佐和子[アガワサワコ]
昭和28年、東京生まれ。作家。エッセイに『ああ言えばこう食う』(講談社エッセイ賞)、小説に『ウメ子』(坪田譲治文学賞)、『婚約のあとで』(島清恋愛文学賞)などがある。平成26年菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫羊
ophiuchi
雨巫女。@新潮部
koshiner3
Totchang